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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 http://t.co/PwVvYWck
【チベット問題】(2012.4.30までまとめ)
抗議活動のチベット族に実刑判決 中国・四川の16人に(北海道新聞) http://t.co/VL62wTOX
中国、抗議活動のチベット族に実刑判決 http://t.co/M547JT1x
「ダンゴ:平和的抗議デモ参加者16人に無期を含む懲役刑」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/IVqI2OLa
NEWSポストセブン|チベット 最も重要なのは焼身自殺問題解決と教育と首相語る http://t.co/Gv54y774
NEWSポストセブン|櫻井よしこ 中国が平和愛する国ならチベット問題は存在せず http://t.co/pgOGXyBO
NEWSポストセブン|チベット僧侶 デモで銃殺されるなら焼身自殺したほうがまし http://t.co/eaXty2OU
チベット族数千人がデモ 弾圧に抗議、四川省 - MSN産経ニュース http://t.co/v09z9iGc
チベット大地震の被災者、中国政府の土地収用に抗議 | ワールド | 環境特集 | Reuters http://t.co/B1SElccE
「リタン一帯で法王と亡命政府首相を非難させるキャンペーン 拒否する住民に文革式制裁」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/dh77cQFz
「ゾクチェン谷で数千人規模の抗議デモ」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/p1WJ2nX3
「パンチェン・ラマ11世の誕生日 拉致から17年」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/InbZwSHk
再びチベット人歌手逮捕 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/VrPJ3wHC
チベットに打つ手はないのか? By RS Kalha http://t.co/sJN4PUKD
カンボジア国会議員、胡錦濤国家主席にチベットとの対話を求める http://t.co/EDBvO2VP
チベット議会、米国上院議会のチベット6か条決議に謝意を表明 http://t.co/CU6tmTBF
ゾンサル・ケンツェ・リンポチェ:東北へ向けての法要とお話 in 石巻 2012年5月5日(土)鹿島御児神社境内にて http://t.co/HifIyhzC
黒板に中学生が「ダライ・ラマ法王に長寿を!」と書き... /携帯にダライ・ラマ法王の写真を入れて... - チベットNOW@ルンタ http://t.co/os4Kyxi2
「口しか使わず、耳を持たない中国」と法王・カンゼの田舎で250人拘束、10人重傷 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/3Ahd6MpE
「デルゲで次々村が襲われ連行・拷問 中央政府から発砲許可が出たと」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/ODIrugDY
「上ンガバで汚職役人を非難した村人たちが暴行を受け逮捕」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/MctzrWgv
<続報>ザムタンで焼身の2人は死亡 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/n4VN4Nhi
<速報>今日、ザムタンで2人の若者が焼身抗議 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/T7B8xKm5
チベット人焼身抗議はなぜ自治区以外に集中しているのか?( http://t.co/t92NcJ7m )を巡る筆者李さんと中国人読者とのやりとり→ http://t.co/Qx17wmWa
「ンガバから焼身抗議の<貴重衝撃ビデオ>が届く」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/cMma6CBd
50年前の弾圧と虐殺が残した民族的記憶=チベット人焼身抗議はなぜ自治区以外に集中しているのか? http://t.co/t92NcJ7m
「リタンで愛国再教育に抗議 60人逮捕」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/MCdpRQcV
「ダライ・ラマ法王 焼身抗議について語る」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/0eORldKw
石濱裕美子先生ブログ「嫉妬と随喜(釈迦灌頂報告)」 http://t.co/RgguwhEx
【チベット問題】(2012.4.14までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52078274.html
【チベット問題】(2012.4.1までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52076356.html
【チベット問題】(2012.3.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52073177.html
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#勝義方便メモ No.3のまとめ http://t.co/BzhW4vHQ
「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」 http://t.co/PwVvYWck
「チベット問題・焼身抗議に関する見解についての意見交換まとめ」 http://t.co/jyqirXUR
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【チベット問題】(2012.3.2までまとめ)※これまでの諸考察も含めて http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52070555.html
【ダライ・ラマ法王猊下関連アーカイブ】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061159.html
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「無分別」・「離戯論」について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52054473.html
#勝義方便メモ まとめNO.1 http://togetter.com/li/200586
#勝義方便メモ まとめNO.2 http://togetter.com/li/219557
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天罰論に関しましての私見関連考察の追記 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034966.html
『空と縁起と』〜仏教の存在論〜 平成23年度・秋季彼岸施餓鬼・配布用資料 http://t.co/wHL7TR0
『東日本大震災に思う』 平成23年度・お盆施餓鬼法要・配布用資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/28c0cc5975d7b67227e085443ad9053f
自らを灯明と化されたツェワン・ノルブ師による焼身供養について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034027.html
【仏教存在論】1-45 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52031260.html
【大震災・空と縁起と】(1-11) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002925.html
これまでの天罰論に関しましての私見関連考察 【大震災・空と縁起と】(12-47) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007858.html
天罰論に関しましての私見関連考察、【大震災・空と縁起と】 (48-72)・完結 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52009321.html
7/18 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52026611.html
7/6 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52024256.html
故丸山照雄師「公害企業主呪殺祈祷僧団」の活動から考える http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52018516.html
川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞 http://paper.li/hide1125/1307742529
日本仏教改革の視座 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52015538.html
【アンチ葬式仏教の危うさ http://bit.ly/muwOcn 】ツイッター・コメント投稿・1-26 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52014077.html
【紹介】真詮ブログ・「本願寺のヒットラー(1)宗政とは何か・(2)「最初の宗議会」の自殺」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012810.html
【小池龍之介師 宗派離脱・単立寺院化】ツイッターコメント投稿・23-27 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012801.html
「法華経の省察―行動の扉をひらく」(ティク・ナット・ハン師原著)読了。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007856.html
【4.29 ダライ・ラマ法王・震災特別慰霊法要・報告集】 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002104.html
東日本大震災・被災地にて震災犠牲者追悼慰霊御供養のご報告 (往生院だより・第68号寄稿文) http://blog.livedoor.jp/oujyouin/archives/51854274.html
被災地入り・ご報告・1-55 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51999166.html
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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html
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| | | | | | | | 2012/04/14 07:25:05 プライベート♪ | | | 【チベット問題】(2012.4.14までまとめ) | |
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 http://t.co/PwVvYWck
【チベット問題】(2012.4.14までまとめ)
「カンゼで当局が土地を強奪、抗議した4人を逮捕」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/KWHnq57H
NEWSポストセブン|櫻井氏 中国政府に「人権弾圧を直ちに停止することを求める」 http://t.co/pGqaw4rR
「月にダライ・ラマ法王のビジョンを見た」として逮捕 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/KbXukbh9
石濱裕美子先生( @okamesaiko )ブログ 「2012年春のチベット・イベント」 http://t.co/lIKZgCEv
チベットの現状から日本の将来を考える 14日に講演会 大阪 - MSN産経ニュース http://t.co/hNE71Hf1
中国の政策で定住化するチベット人遊牧民たち、先の見えない暮らし http://t.co/Xdnrx2LG
ウイグル人は「テロリスト」なのか? WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/4o53QdqU
「1人のチベット人青年が投身抗議」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/sSErsZp4
「3月30日に焼身した僧テンパ・タルギェが死亡」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/jpOKWuap
チベット人居住区に「厳打キャンペーン」発令 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Rf2rB8OA
NEWSポストセブン|超党派議員団が中国の圧力に屈せずチベット首相を日本に招聘 http://t.co/l7pk8uvq
「外国に情報を流したとして 15年の刑を受けた元女医が 危険な容態に」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/KN4tLjDb
衆議院議員・長尾たかし先生「チベット人弾圧に関する中国への抗議決議文」 http://t.co/CxtWX3V0
石濱裕美子先生ブログ 「センゲ首相講演」 http://t.co/DQX9yiCq
「これまでのチベット焼身抗議者:グラフとリスト」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/QRkiEhxc
「日本国国会議員有志によるチベット人弾圧に関する決議」全文 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/t2apTgNc
「中国は高度な自治認めよ」 チベット亡命政府首相インタビュー - MSN産経ニュース http://t.co/h7MFDqRw
今なぜ?急増するチベット族の焼身自殺 2012.4.6 http://t.co/QCbc7zU7
チベット亡命政権主席大臣ロブサン・センゲ氏 2012年来日レポート http://t.co/m5iMIO76 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
解決には中国民主化不可欠 チベット亡命政府首相初来日 - MSN産経ニュース http://t.co/kcyIZNoH
「チベットと対話してほしい」ノーベル平和賞受賞者12人が胡錦濤国家主席に送った公開書簡 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/l0OqBMHg
ダライ・ラマに2012年度「テンプルトン賞」 |国際|キリスト教インターネット新聞クリスチャントゥデイ|Christian Today Co., Ltd. http://t.co/VTPH7Sv8
アムド、カンツァで中学生がデモ 3人に3年の刑 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/4O8JlJXU
時事ドットコム:焼身自殺「責任は中国に」=チベット亡命政府首相 http://t.co/eQnciIL7
チベット亡命政府主席大臣ロブサン・センゲ来日歓迎レセプションパーティにおける主席大臣談話(草稿) 2012年04月02日 野村 正次郎氏 http://t.co/qzmB1Lza
「女子生徒ツェリン・キ 焼身への悲劇の道」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/aUKcakoS
「一昨日バルカムで焼身抗議を行った僧侶2人の内1人死亡」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/3yWIvSaR
<続報>28日にンガバで焼身抗議死亡した僧ロブサン・シェラップの遺体は - チベットNOW@ルンタ http://t.co/jtU3Qhal
26日デリーで焼身抗議、死亡したジャンペル・イシェ氏の葬儀 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/jctyVqm5
チベット亡命政府首相、中国次期指導部に軟化要求 :日本経済新聞 http://t.co/FE9xEGUB
「チベットの状況は悲劇的」 亡命政府首相が初来日 http://t.co/QmD2zvwH ×サンガイ首相 ○センゲ首相
アムネスティ、国連会議にてチベット人30名の焼身自殺について述べる http://t.co/Pfm8WlYg
EU英仏独チェコ米、チベット問題を国連で取り上げる http://t.co/0iM6fEe9
<速報>今日 再びンガバで2人の僧侶が焼身 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/GD9cFDUt
チベット、中国に軟化要求 亡命政府首相が単独会見 #nishinippon http://t.co/fmnmTeit
【チベット問題】(2012.4.1までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52076356.html
【チベット問題】(2012.3.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52073177.html
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#勝義方便メモ No.3のまとめ http://t.co/BzhW4vHQ
「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」 http://t.co/PwVvYWck
「チベット問題・焼身抗議に関する見解についての意見交換まとめ」 http://t.co/jyqirXUR
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【チベット問題】(2012.3.2までまとめ)※これまでの諸考察も含めて http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52070555.html
【ダライ・ラマ法王猊下関連アーカイブ】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061159.html
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「無分別」・「離戯論」について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52054473.html
#勝義方便メモ まとめNO.1 http://togetter.com/li/200586
#勝義方便メモ まとめNO.2 http://togetter.com/li/219557
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天罰論に関しましての私見関連考察の追記 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034966.html
『空と縁起と』〜仏教の存在論〜 平成23年度・秋季彼岸施餓鬼・配布用資料 http://t.co/wHL7TR0
『東日本大震災に思う』 平成23年度・お盆施餓鬼法要・配布用資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/28c0cc5975d7b67227e085443ad9053f
自らを灯明と化されたツェワン・ノルブ師による焼身供養について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034027.html
【仏教存在論】1-45 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52031260.html
【大震災・空と縁起と】(1-11) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002925.html
これまでの天罰論に関しましての私見関連考察 【大震災・空と縁起と】(12-47) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007858.html
天罰論に関しましての私見関連考察、【大震災・空と縁起と】 (48-72)・完結 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52009321.html
7/18 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52026611.html
7/6 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52024256.html
故丸山照雄師「公害企業主呪殺祈祷僧団」の活動から考える http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52018516.html
川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞 http://paper.li/hide1125/1307742529
日本仏教改革の視座 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52015538.html
【アンチ葬式仏教の危うさ http://bit.ly/muwOcn 】ツイッター・コメント投稿・1-26 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52014077.html
【紹介】真詮ブログ・「本願寺のヒットラー(1)宗政とは何か・(2)「最初の宗議会」の自殺」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012810.html
【小池龍之介師 宗派離脱・単立寺院化】ツイッターコメント投稿・23-27 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012801.html
「法華経の省察―行動の扉をひらく」(ティク・ナット・ハン師原著)読了。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007856.html
【4.29 ダライ・ラマ法王・震災特別慰霊法要・報告集】 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002104.html
東日本大震災・被災地にて震災犠牲者追悼慰霊御供養のご報告 (往生院だより・第68号寄稿文) http://blog.livedoor.jp/oujyouin/archives/51854274.html
被災地入り・ご報告・1-55 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51999166.html
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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 http://t.co/PwVvYWck
【チベット問題】(2012.4.1までまとめ)
<続報>28日にンガバで焼身抗議死亡した僧ロブサン・シェラップの遺体は - チベットNOW@ルンタ http://t.co/jtU3Qhal
26日デリーで焼身抗議、死亡したジャンペル・イシェ氏の葬儀 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/jctyVqm5
チベット亡命政府首相、中国次期指導部に軟化要求 :日本経済新聞 http://t.co/FE9xEGUB
「チベットの状況は悲劇的」 亡命政府首相が初来日 http://t.co/QmD2zvwH ×サンガイ首相 ○センゲ首相
アムネスティ、国連会議にてチベット人30名の焼身自殺について述べる http://t.co/Pfm8WlYg
EU英仏独チェコ米、チベット問題を国連で取り上げる http://t.co/0iM6fEe9
<速報>今日 再びンガバで2人の僧侶が焼身 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/GD9cFDUt
チベット、中国に軟化要求 亡命政府首相が単独会見 #nishinippon http://t.co/fmnmTeit
26日インドの首都ニューデリーにて焼身抗議により危篤状態にあったジャンペル・イシェ氏は28日にご逝去なされたとのこと・・誠に残念極まりないです・・ご冥福、善趣への赴きのあらんことを心から祈念申し上げます。合掌九拝。氏のご遺書 http://t.co/Oqiaue3F
焼身抗議ご逝去のジャンペル・イシェ氏のご遺書から抜粋・・「21世紀の今、宝の如し人の身を灯明と化すのは、チベット人600万の苦しみは人権・平等がないことだと世界の人々に知らせるためである。慈悲の心あるなら、慎ましいチベット人たちに注目してほしい。」・・刮目致します。合掌九拝
<速報>28日夕方、ンガバで新たな焼身抗議 20歳の僧侶 その場で死亡 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/IcEKu3ee
ウーセル・ブログ「食い扶持が欲しくはないのか?」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/PGyfTR7t
ダライ・ラマたたえチベット族歌手が拘束 http://t.co/JdGsVdJL
米上院、チベット関連決議で中国内政に干渉 http://t.co/9pqmRiTf
チベット族の歌手拘束 ダライ・ラマたたえる歌発表 - MSN産経ニュース http://t.co/rlLfZoKI
「昨日デリーで焼身したジャンペル・イシェの遺書 日本語全訳」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Oqiaue3F
インドの首都ニューデリーにてチベット人の若者が壮絶なる焼身抗議により危篤状態・・うう・・なんということだ・・とにかくご回復を祈念申し上げます。
※閲覧注意・焼身抗議画像あり※「チベット人若者がデリーで焼身抗議 危篤状態」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/dDTwa9JY
チベット男性インドで焼身 抗議か http://t.co/MDUBQCyY
チベット人が中国主席訪問に焼身抗議、インド・ニューデリー http://t.co/udWLVzdE
インドでチベット難民が焼身自殺図る 対中抗議デモで http://t.co/iXFBl2Ia
4/3 アジアの自由と民主化のうねり〜日本は何をなすべきか〜チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相初来日記念シンポジウム : 国家基本問題研究所 http://t.co/EsasOMvZ
2011年3月16日、ンガバのキルティ寺院で何があったのか(下) - チベットNOW@ルンタ http://t.co/RaYcpFTZ
「国連前無期限ハンスト30日目に中止」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/GukvilCc
文殊師利大乗仏教会(MMBA) http://www.mmba.jp/ チベットの平和を祈る追悼集会: 4月1日(日)10:30-12:00 / 13:30-15:00 龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院〜 一連の焼身自殺者の追悼とチベット問題の全面的解決のためにみなさま一緒にお祈りしてください。
ロビバによる「焼身抗議」解説 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/1NSdCBWH
石濱裕美子先生( @okamesaiko )ブログ ロビバによる「焼身抗議」解説 http://t.co/VCwnqAtU
有本香氏コラム( @arimoto_kaori ) 暴動から4年 チベットの現実、日本への思い(後篇) ダライ・ラマ法王 日本・東アジア代表ラクパ・ツォコ氏に聞く WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/P89JOI7x
2011年3月16日、ンガバのキルティ寺院で何があったのか(中) - チベットNOW@ルンタ http://t.co/zea0jCd2
「アムドの人気歌手デモを先導したとして逮捕」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Uedbhbyc
「ダンゴとセルタで抗議デモに参加したチベット人11人に3〜13年の懲役刑/ダンゴで10人行方不明」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/e8QhZpDj
NHK・BS1チベット問題特集ニュース「止まらぬチベット民族の焼身自殺」 http://t.co/aKDh4jHJ
<チベット僧焼身事件>オーストラリア大使が調査のための現地入りを要請―中国紙(レコードチャイナ) - エキサイトニュース http://t.co/VyTV6pLe
「アムドで連続する抗議デモ」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/XN8B7FVx
「セルタで焼身抗議を行おうとしたした中学校生徒が拘束される/<閲覧注意>17日レゴンで焼身抗議死亡したソナム・タルギェ氏の焼身映像」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/orDQ5kMV
「アムド、バゾンで部隊がデモ隊に向かい爆発物を投げ入れ、子供1人死亡、負傷者多数」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Q0QrjXg2
「16日、ンガバで焼身抗議の僧ロプサン・ツルティムが19日に亡くなる」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/pTpQhVCH
2011年3月16日、ンガバのキルティ僧院で何があったのか(上) - チベットNOW@ルンタ http://t.co/aGdJWfgA
※閲覧注意・焼身ご遺体画像あり※ <続報・閲覧注意>レゴン ソナム・タルギェの焼身抗議 死亡 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/TqFxqCqT
「アムド、バ(カワスンド)で大規模な抗議デモ 僧侶50人拘束」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/TURCD5uF
<速報>レゴンで新たに焼身抗議 死亡 30人目 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/ha5FuF8Q
Reading:やまぬチベット族の焼身自殺 NHKニュース http://t.co/5IaMV4zx
【共同/産経】チベット族が抗議デモ 中国、焼身自殺も相次ぐ http://t.co/O2zfmMyI
石濱裕美子先生( @okamesaiko )ブログ 「第53回チベット蜂起記念日」 http://t.co/IiVPX3OL
<速報>再び焼身抗議 ンガバ 20歳のキルティ僧院僧侶 29人目 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Bx6xYBbU
「最近亡命を果たした一人の僧侶の証言 抗議デモ・拷問・刑」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/2u2kzLZx
有本香氏( @arimoto_kaori ) コラム 暴動から4年 チベットの現実、日本への思い(前篇) ダライ・ラマ法王 日本・東アジア代表ラクパ・ツォコ氏に聞く WEDGE Infinity(ウェッジ) http://t.co/bgMAsD0o
※ジャミヤン師焼身抗議後治療中画像あり <続報>僧ジャミヤンの焼身抗議/中学校生徒たちの抗議デモ - チベットNOW@ルンタ http://t.co/EcDbNgqr
在米チベット人、国連本部前でハンスト3週間 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://t.co/9sI0JiPa
チベットで新たな焼身自殺者、中国政府は幹部大量派遣へ - (大紀元) http://t.co/9A3P34Np
チベット騒乱4年 増幅する中国への不信感 ダライ・ラマ帰還が悲願 - MSN産経ニュース http://t.co/aqVHS0C8
Reading:チベット族僧侶 また焼身自殺図る NHKニュース http://t.co/H8jENveq
【チベット問題】(2012.3.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52073177.html
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#勝義方便メモ No.3のまとめ http://t.co/BzhW4vHQ
「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」 http://t.co/PwVvYWck
「チベット問題・焼身抗議に関する見解についての意見交換まとめ」 http://t.co/jyqirXUR
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【チベット問題】(2012.3.2までまとめ)※これまでの諸考察も含めて http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52070555.html
【ダライ・ラマ法王猊下関連アーカイブ】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061159.html
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「無分別」・「離戯論」について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52054473.html
#勝義方便メモ まとめNO.1 http://togetter.com/li/200586
#勝義方便メモ まとめNO.2 http://togetter.com/li/219557
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天罰論に関しましての私見関連考察の追記 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034966.html
『空と縁起と』〜仏教の存在論〜 平成23年度・秋季彼岸施餓鬼・配布用資料 http://t.co/wHL7TR0
『東日本大震災に思う』 平成23年度・お盆施餓鬼法要・配布用資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/28c0cc5975d7b67227e085443ad9053f
自らを灯明と化されたツェワン・ノルブ師による焼身供養について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034027.html
【仏教存在論】1-45 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52031260.html
【大震災・空と縁起と】(1-11) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002925.html
これまでの天罰論に関しましての私見関連考察 【大震災・空と縁起と】(12-47) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007858.html
天罰論に関しましての私見関連考察、【大震災・空と縁起と】 (48-72)・完結 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52009321.html
7/18 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52026611.html
7/6 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52024256.html
故丸山照雄師「公害企業主呪殺祈祷僧団」の活動から考える http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52018516.html
川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞 http://paper.li/hide1125/1307742529
日本仏教改革の視座 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52015538.html
【アンチ葬式仏教の危うさ http://bit.ly/muwOcn 】ツイッター・コメント投稿・1-26 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52014077.html
【紹介】真詮ブログ・「本願寺のヒットラー(1)宗政とは何か・(2)「最初の宗議会」の自殺」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012810.html
【小池龍之介師 宗派離脱・単立寺院化】ツイッターコメント投稿・23-27 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012801.html
「法華経の省察―行動の扉をひらく」(ティク・ナット・ハン師原著)読了。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007856.html
【4.29 ダライ・ラマ法王・震災特別慰霊法要・報告集】 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002104.html
東日本大震災・被災地にて震災犠牲者追悼慰霊御供養のご報告 (往生院だより・第68号寄稿文) http://blog.livedoor.jp/oujyouin/archives/51854274.html
被災地入り・ご報告・1-55 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51999166.html
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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html
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【チベット問題】
<速報>今日新たな焼身抗議 アムド・レプゴン 28人目 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/upGAjwDf
「アムド、ラモ・デチェン僧院で3/10蜂起記念抗議デモ」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/vas5vQwb
チベットの闘いにおける女性の役割「オレンジ・レボルーション」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/9QVIHq33
チベット:大規模暴動から4年 緊張緩和の兆し見えず - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/6z1e9iNj
Reading:チベット族18歳僧侶が焼身自殺 NHKニュース http://t.co/3R6CRJUx
<速報>3月10日 18歳の僧侶がンガバで焼身抗議 その場で死亡 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/hQaslcOd
ウーセルさんたちによる署名活動「どうか焼身抗議をやめてください」への署名方法について - チベットNOW@ルンタ http://t.co/Aps9Mhjc
「チベット民族蜂起から53年を迎え、中国当局にチベット弾圧の即時停止と問題の根本解決を求める」 http://t.co/c1meXlsx
「ダラムサラ:第53回 チベット蜂起記念日」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/FF5dFTOu
中国のチベット族作家:今月に入り軟禁状態…「状況悪化」 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/wPGJhnHd
チベット民族平和蜂起53周年記念日におけるロブサン・センゲ首席大臣の声明 http://t.co/yAKWAKEQ 2012年3月10日 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所ニュースリリース
「無関心との戦い」 3/10 チベット・ピースマーチ http://t.co/upRa34MI
チベット首相:中国側の弾圧政策を批判 蜂起記念式典 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/hRFc7H9u
チベット人僧侶:焼身抗議は「焦燥感」から - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/WVeJGSA1
チベット蜂起記念日 http://t.co/BJR6nD37
署名活動「焼身抗議をやめて下さい」ウーセルさん、アキャ・リンポチェ、カデ・ツェランさん連名 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/y1wuX3Ey
チベット問題で米中応酬 両外相、シンポジウムで - MSN産経ニュース http://t.co/OXEF76JV
警官隊発砲で1人死亡 中国チベット族居住区 - MSN産経ニュース http://t.co/XZqySOPD
「8日 ダラムサラ・ツクラカン 千手観音灌頂 / ペマ県で部隊の無差別発砲により1人死亡2人重体」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/6v4i7czc
チベット族自殺「心が痛む」 自治政府主席 :日本経済新聞 http://t.co/VQIIOPBm
「ンガバで18歳の少年が焼身抗議死亡。3日焼身ツェリン・キの続報。2月8日焼身のリクジン・ドルジェ死亡。僧ロプサン・クンチョックの四肢切断」-チベットNOW@ルンタ http://t.co/txXY5nEy
中国でチベット族男性が抗議の焼身自殺、3日間で3人目 | ワールド | 中国 | Reuters http://t.co/VLsaQp78
チベット焼身抗議に関しまして、「 #勝義方便メモ No.3のまとめ」 に、 35〜45を追加させて頂きました。 http://t.co/BzhW4vHQ
36)僧侶や元僧侶でない一般の、それも女性、女学生までもが焼身抗議する現実は非常に重く悲痛なものがあります・・もちろん、僧侶だから良い、僧侶でないから悪いと是非を軽々に判断できるわけではありませんが、臨終の時の心の状態は誠に気になるところでございます・・
37)集団ヒステリック的に、あるいは衝動的・非理性的に焼身抗議の手段に訴えてしまうならば、煩悩(怒り・憎しみや我執・妄執)を抱えた状態で臨終を迎えてしまう危険性が高く、それは悪業を積むこととなり、輪廻に大きな悪い影響を与えてしまいかねません・・
38)仏教における深遠なる空と縁起の理法を理解している者による慈悲の方便としての焼身抗議と、悲観・虚無主義に陥っての怒りや恨みや憎しみなどの煩悩を抱えている者による焼身抗議とでは、相当な境地の差があることは、愚拙でも少しばかりは理解できるところでございます。
39)有暇具足をそなえ、有意義で得がたい人間として生を受けられた今この時を、自他共に迷い苦しみの輪廻から離れられることを目指し、悟り・涅槃への道を歩むために、もっと大切に大事にするべきであり、まずとにかく慎重に無駄にせずに過ごすことが第一となります。
40)焼身抗議を行おうとする者は、その前に、しっかりと仏教の慈悲心・菩提心に基づく方便であるのかどうか、深遠なる空と縁起の理法を真に了解している智慧があるのかどうか、今一度自問自答し、あるいは高僧のご判断を仰ぐことを致さないといけないと存じております。
41)常見や断見、有身見・辺執見・邪見・見取見・戒禁取見などの悪見を退けるためにも、根本的無知である無明の排撃に努めることが大切なこととなります。自他における無明の排撃に資する善巧方便たりうるのか否か、実に慎重を重ねての吟味が必要であると考えております。
42)もちろん、焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師は、煩悩を抱えながらに焼身抗議を行ってしまった者に向けても、何とか悟りの道へのいざないのあらんことを願われて加持なされたのではありますが、(ご遺言から考える http://t.co/PwVvYWck )
43)だからといって、そのトゥルク・ソバ・リンポチェ師の加持力に期待して、何らとして菩提心を滋養させずに、煩悩・無明の排撃に努力をしないままに、焼身抗議という手段に訴えようとすることは、逆に大変危険極まりないことではないだろうかと僭越ながらにも存じております。
44)今一度、本当に焼身抗議という手段でしか、もはや抗議する方法が残ってはいないのかどうか、他に手段はないのかどうか、一人で考えて実行せずに、周りにおいて真に頼れる師・先生やラマ、転生化身ラマたちにも相談してほしいと心から願う次第でございます。
45)とにかくも・・子ども四人を残して焼身抗議なされたチベット人一般女性、リンチェンさん、マチュチベット族中学校の前途ある学生でありながらにも焼身抗議なされた、ツェリン・キさんのご冥福と善趣への赴き、悟りの道へのいざないのあらんことをただ深く祈念申し上げます。
・・
「マチュで女子中学生が焼身抗議 その場で死亡」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/dJLViev8
<速報>ンガバで再び焼身抗議 死亡 初めての一般女性 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/mi03yH3Y
Reading:チベット女性 抗議の焼身自殺 NHKニュース http://t.co/yLXkG46S
「無期限ハンスト12日目」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/h4ZMfUQG
「山狩りで銃殺された2人の兄弟の母親も撃たれ、その腕は切断された」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/zCqmcKLB
中国:チベット族作家を軟禁…暴動から4年の節目控え - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/1OyYlyj8
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#勝義方便メモ No.3のまとめ http://t.co/BzhW4vHQ
「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」 http://t.co/PwVvYWck
「チベット問題・焼身抗議に関する見解についての意見交換まとめ」 http://t.co/jyqirXUR
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【チベット問題】(2011.3.2までまとめ)※これまでの諸考察も含めて http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52070555.html
【ダライ・ラマ法王猊下関連アーカイブ】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061159.html
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「無分別」・「離戯論」について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52054473.html
#勝義方便メモ まとめNO.1 http://togetter.com/li/200586
#勝義方便メモ まとめNO.2 http://togetter.com/li/219557
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天罰論に関しましての私見関連考察の追記 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034966.html
『空と縁起と』〜仏教の存在論〜 平成23年度・秋季彼岸施餓鬼・配布用資料 http://t.co/wHL7TR0
『東日本大震災に思う』 平成23年度・お盆施餓鬼法要・配布用資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/28c0cc5975d7b67227e085443ad9053f
自らを灯明と化されたツェワン・ノルブ師による焼身供養について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034027.html
【仏教存在論】1-45 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52031260.html
【大震災・空と縁起と】(1-11) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002925.html
これまでの天罰論に関しましての私見関連考察 【大震災・空と縁起と】(12-47) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007858.html
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7/6 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52024256.html
故丸山照雄師「公害企業主呪殺祈祷僧団」の活動から考える http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52018516.html
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日本仏教改革の視座 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52015538.html
【アンチ葬式仏教の危うさ http://bit.ly/muwOcn 】ツイッター・コメント投稿・1-26 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52014077.html
【紹介】真詮ブログ・「本願寺のヒットラー(1)宗政とは何か・(2)「最初の宗議会」の自殺」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012810.html
【小池龍之介師 宗派離脱・単立寺院化】ツイッターコメント投稿・23-27 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012801.html
「法華経の省察―行動の扉をひらく」(ティク・ナット・ハン師原著)読了。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007856.html
【4.29 ダライ・ラマ法王・震災特別慰霊法要・報告集】 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002104.html
東日本大震災・被災地にて震災犠牲者追悼慰霊御供養のご報告 (往生院だより・第68号寄稿文) http://blog.livedoor.jp/oujyouin/archives/51854274.html
被災地入り・ご報告・1-55 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51999166.html
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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html
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| | | | | | | | 2012/02/23 07:13:12 プライベート♪ | | | 日隅一雄先生への拙生のツイート内容 | |
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日隅一雄先生が、自由報道協会賞授与式でのチベット高僧焼身自殺の件における譬喩の発言にてバッシングを受けられて謝罪・釈明をなされましたが、この件に関して、日隅一雄先生への拙生のツイート内容。
実は本名をブログで出されていたことをこの時まで知りませんでしたが、5、6年ほど前はよく色々と参照させて頂いておりました論考が多くございましたことをかなり懐かしく思い出させて頂きました。その節では、ほんの一、二ほど意見交換をさせて頂いたような記憶もございます。
自由報道協会賞授与式での発言について(日隅一雄先生) http://blogos.com/article/30774/
日隅一雄先生( @yamebun )へのツイート内容(※一部省略あり)
1)はじめまして失礼致します。死期を間近に感じられての身命を賭した日本のジャーリズム改革・真理追究のお取り組みには、誠に敬意を表させて頂いております。件におけますチベット高僧焼身自殺の譬喩ご発言における謝罪・釈明も理解させて頂いております。
2)死期を間近に感じられ、死への恐怖・絶望・不安・悔悟・・と、もしかすると色々とお抱えかもしれない中・・チベット高僧焼身自殺の譬喩ご発言についても何らか少ないながらも負い目や後悔もお感じになられてはいないだろうかと僭越にも案じております。
3)愚拙の勝手なる想像かもしれずで失礼かとも存じますが、もしそうでありましてもご心配の事はございません。焼身抗議をなされましたトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御遺言での尊い慈悲心、崇高なる菩提心における内容を是非にもご覧下さいませ。
4)「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」トゥルク・ソバ・リンポチェ師御遺言について http://t.co/PwVvYWck
5)どうか、トゥルク・ソバ・リンポチェ師御遺言をお読みになられて、師の慈悲の御心、菩提心をお感じ賜りまして、尚に善い行いにご精進をなされて、善い心の状態にて最後の時にお備えを賜られますことをこの拙愚ながら心から祈念申し上げます。
6)先生にトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養における師の慈悲心、菩提心による悟りへのいざないの光明の照らしがあらんことを、どうか良き善趣へのおもむきのあらんことを心から祈念申し上げます。ご無礼の段、平にお許し下さいませ。川口英俊合掌九拝
お身体ご自愛賜りまして、志高き善なる行為による中での余命の全うを心から深く祈念申し上げます。
川口英俊拝
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「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」 http://t.co/PwVvYWck
「1960年 亡命直後のダライ・ラマ14世法王猊下による祷りの詩」 http://t.co/RuZQ5ifX
【チベット問題】
「ダラムサラのロサ(チベット新年)」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/c7Dt5NsE
ロブサン・センゲ主席大臣によるロサル(チベット暦のお正月)のご挨拶 http://t.co/oX4LpCT9
「セルタで教師・生徒 拘束」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/M0uXgKGK
「続くチベットの知識人逮捕」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/VWDIzgU4
「続・本土巡礼者たちを待ち構える受難」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/7wfQOa0z
米、人権改善要求の継続強調 チベット問題 - MSN産経ニュース http://t.co/lyXB4KXB
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 No.1 http://t.co/Y0nu4h2A No.2 http://t.co/10iJy98V No.3 http://t.co/ZjIlEK9z No.4 http://t.co/t1y3cDLF No.5 http://t.co/I219Q5P0 No.6 http://t.co/Ett2dGKk No.7 http://t.co/yAuXq8Uk
【チベット問題】(2011.2.19までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52068131.html
【チベット問題】(2012.2.11までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52066511.html
【チベット問題】(2012.2.1までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52064424.html
【チベット問題】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061157.html
【ダライ・ラマ法王猊下関連アーカイブ】(2012.1.15までまとめ) http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52061159.html
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「近刊の慧海・等観本(書評)」日本人初のチベット入国者、河口慧海と初のチベット僧留学生多田等観の記事 http://t.co/Jfop9rma
「ダライ・ラマ法話 文殊の智慧による救い」(DVDブック)・春秋社
ダライ・ラマ14世法王猊下 (著) クンチョック・シタル師 (翻訳) 阿門朋子氏 (翻訳)
1)「ダライ・ラマ法話 文殊の智慧による救い」(DVDブック)・春秋社( http://t.co/V5CcVZ95 )。ブックをまず一読了。ダライ・ラマ7世著の詩文「中観の四念住」をテキストとして文殊菩薩の慈悲と智慧についての教えに関してのご法話が中心。
2)中観思想の理解から密教の入り口付近の理解についての内容も扱われていました。思想精査理解は再読後からとして、DVDの方も楽しみに拝聴致したく存じております。
3)本DVDブックと併せて、「チベット仏教 文殊菩薩の秘訣」ソナム・ギャルツェン・ゴンタ 師著(法蔵館)の内容についても再々読理解に努めたいと考えております。
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ここのところ論考考察の時間がなかなかとれずで、ブログに書く内容が単調化してきてしまっていますが、「ダライ・ラマ法王 Teaching in 広島 2006 公式伝授録」[DVD] エピソード3・4・5・6を随時に拝聴させて頂いているところでございます。
一度目では理解ができなかったところも多々ありますので、二回目に入っている次第でございます。内容は、これまでも猊下の関連著書にて色々と学んで参りましたことから鑑みましてもより深い内容が扱われていると感じております。珠玉のすばらしい内容であります。
「ダライ・ラマ法王 Teaching in 広島 2006 公式伝授録」[DVD]
「縁起賛」・「ラムツォ ナムスム(道の三要訣)」・「四つの捕われから離れる秘訣」 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/d/19761125
下記ストアにて昨年末に購入させて頂きました。 http://store.kokonor.com/products/list.php?category_id=14
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『超世間賛』(出世間賛)ナーガールジュナ(龍樹)大師 (マリア・リンチェン氏訳) http://t.co/g72Zlyhu
龍樹(ナーガールジュナ)大師 「出世間讃」抜粋(1.2.13.15.16.20.21.22.24.25.26) http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/2671162f7cc65963614c5d43ea771bf9
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「原発に対する宗教界の見解」 http://t.co/1oweXFvd 藤山みどり氏(宗教情報センター研究員) 各見解について詳しくまとめられており、誠に参考となります。
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「中観派の不共の勝法について、「聖ツォンカパ伝」読了、他」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52058375.html
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「無分別」・「離戯論」について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52054473.html
#勝義方便メモ まとめNO.1 http://togetter.com/li/200586
#勝義方便メモ まとめNO.2 http://togetter.com/li/219557
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天罰論に関しましての私見関連考察の追記 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034966.html
『空と縁起と』〜仏教の存在論〜 平成23年度・秋季彼岸施餓鬼・配布用資料 http://t.co/wHL7TR0
『東日本大震災に思う』 平成23年度・お盆施餓鬼法要・配布用資料 http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/28c0cc5975d7b67227e085443ad9053f
自らを灯明と化されたツェワン・ノルブ師による焼身供養について http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52034027.html
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7/18 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52026611.html
7/6 最近のツイッターコメントまとめ http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52024256.html
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日本仏教改革の視座 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52015538.html
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【紹介】真詮ブログ・「本願寺のヒットラー(1)宗政とは何か・(2)「最初の宗議会」の自殺」 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012810.html
東大阪市における市民活動・まちづくり活性化へ向けたネットワーク構築に関しての意見交換会の雑感 http://hide-1.jugem.jp/?eid=440
【小池龍之介師 宗派離脱・単立寺院化】ツイッターコメント投稿・23-27 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52012801.html
「法華経の省察―行動の扉をひらく」(ティク・ナット・ハン師原著)読了。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52007856.html
【4.29 ダライ・ラマ法王・震災特別慰霊法要・報告集】 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52002104.html
東日本大震災・被災地にて震災犠牲者追悼慰霊御供養のご報告 (往生院だより・第68号寄稿文) http://blog.livedoor.jp/oujyouin/archives/51854274.html
被災地入り・ご報告・1-55 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51999166.html
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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。 http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜
「焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言からチベット問題・焼身抗議を考える」
最初に・・
2008年3月10日にチベット・ラサで発生した大規模抗議行動からもうすぐ4年になろうとしている。これまでも半世紀にわたる中国政府による耐えかねる弾圧・圧政により、命を奪われ、また、自ら命を絶ったチベット人が数多くいる中で、自らに火を放ち、焼身してまで抗議の声を叫ぶに至ったチベット本土における最初の犠牲者とされるのが、2009年2月27日、チベット・アムド地方アバ・キルティ僧院の僧侶・タペー師の焼身抗議である。
以来、現在(2012年2月8日)までに、チベット本土で焼身抗議を行った者は、既に20名を超え、そのうち少なくとも14名が亡くなり、数名が行方不明のままである。また、これまでの抗議への弾圧により、凶弾に倒れた者、不当逮捕・投獄された者、行方不明となっている者は数え切れないほどになってしまっています。
チベット問題の起因は、第二次世界大戦後、中華人民共和国の建国に伴って、中国がチベット支配・統治を進めるために様々な弾圧を進めてきたことにあります。特に、1949年からの軍事侵攻や飢餓などにより命を落としたチベット人犠牲者の数は100万人を超えているとされ、大量虐殺と共に、著しい人権侵害があり、民族・文化・宗教破壊、思想強要が行われているとして、現在においても国際的に解決・改善が必要な問題として扱われるように提起がなされています。
特に凄惨さを極める圧政・弾圧の嵐の中で、1959年3月のラサ民衆蜂起においてダライ・ラマ14世法王猊下がインドへと亡命し、亡命政府を樹立するに至ったことは象徴的な出来事となり、チベット人たちの心の支えである拠り所、チベット仏教界の指導的立場である法王猊下を失った打撃は計り知れないものとなりました。その後も中国共産党による民主改革や文化大革命、改革開放政策の下で、チベット人たちへの蹂躙は絶え間なく続き、主に挙げるだけでも、チベットへの漢族大量移民による民族浄化問題、チベット人大量失業・貧困化問題、チベット語・文化・芸術・教育の破壊問題、信教・言論の自由への侵害問題、環境問題・核開発問題などと、多くの圧政・弾圧による弊害がいまだに生じてしまっている状況となっています。
このような中で、ダライ・ラマ14世法王猊下は、亡命以来、チベット問題改善を国際社会に広く訴えられてこられたものの、いまだ十分な成果を得られることはできずのままであり、また、本土でもチベット人たちによる激しい抗議行動が繰り返されてきましたが、ことごとく封殺されてしまい、一向に改善されること なく今日に至っています。
近年の本土でのチベット人による抵抗運動においては、法王猊下の意向を汲んで、非暴力的な抗議行動が行われていますが、それでも激しい弾圧は依然として続き、ついには自らに火を付けて訴えるという手段を行うまでになってしまうほど状況は追いつめられており、2009年2月の僧侶・タペー師による焼身抗議以来、特に2011年3月からのここ一年にわたっては焼身抗議が続発している異常な事態となってしまっています。
このような中で、平成24年1月8日には、チベット仏教界の高僧であるトゥルク・ソバ・リンポチェ師による焼身抗議が行われてしまいました。次に、師の残されたご遺言を挙げさせて頂きまして、内容に関しまして、是非、皆様にもお知り頂きまして、チベットの現状とチベット仏教の理解にほんの少しでもお役に立てましたら幸いでございます。
以下より、トゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳の内容について・・
『内外の全てのチベット人同胞600万人へ。チベット人の幸福と、内外に引き裂かれた600万のチベット人が再び相まみえるために、その身を犠牲にした勇者トゥプテン・ンゴドゥップ氏を初めとする内外の勇者・勇女全てに感謝の意を表明する。私はすでに40歳を越えたが、これまで彼らのような勇気を奮い立たせることもなく過ごして来た。もっぱらチベットの伝統的文化と宗教を周りの人々にできるだけ伝える事に努力し続けて来た。』・・本文より
まず冒頭においてトゥルク・ソバ・リンポチェ師は、全てのチベット人たちに呼び掛けられる形にて、チベット人の幸福と、チベット本土内・外に引き裂かれて別れて暮らしているチベット人全ての人々が、再びチベットの地にて相まみえることを願われて、1998年4月27日にインドの首都デリーにて焼身抗議により犠牲となられたトゥプテン・ンゴドゥップ師を初めとするこれまでの内外の全ての抗議者に対して感謝の意を表明されます。
そして、師は既に40歳を越えられたものの、これまでの抗議者のように勇気を奮い立たせて抗議することはなく、チベットの伝統的文化と宗教について、周りの人々に伝える事に努力してこられたことを述べられています。
『21世紀に入った現在、今年(チベット暦ではまだ2011年)は命を捧げた勇者・勇女が沢山いた年だった。そこで私は彼らの血肉を象徴するために、己の身と命を投げ打ち(これまでの全ての有情の悪業の)許しを請うのである。全ての有情は父、母でなかったものはいない。計り知れぬ有情が野蛮人のように法に反する力に屈し、不善なる大きな業を為しつつある。心から彼ら(中国)の悪業を浄化したい。また、ノミやシラミに至まで、呼吸する全ての、この天空に満ちる有情全てが、死の苦しみを逃れ阿弥陀如来の下に生まれ、全智至上の完全な仏の位を得るために、己の命を供養物として捧げる次第である。』・・ 本文より
21世紀に入って、特に2011年の3月からのここ一年にわたっては、身命を賭した焼身抗議が続発している中で、命を捧げた犠牲者たちの覚悟や思いを象徴するためにも、自らも身命をなげうって、これまでの一切有情(輪廻の苦にある衆生)たち全てにおける悪業のお許しを頂きたいと願われます。それはどうしてであるのかとして、全ての有情は、幾前世かにおいて、かつての自身の父、母であったのかもしれないというチベット仏教の慈悲心・菩提心を起こすための基本的な考え方を述べられ、まさに、本来であれば怒り・憎しむべきであろう、チベット人たちを陵辱して危害を加え、仏法に反する不善を成す敵とも言える存在である弾圧・圧政を行う中国当局の人々に対してさえも、大いに慈悲の心を起こして、彼らの悪業による輪廻の迷い苦しみを取り除いてあげたい、悪業の原因である煩悩・無明を浄化させてあげたいと述べられ、更には彼らだけのみならず、ノミやシラミや小さな生き物たちも含めて、あらゆる一切有情が生死輪廻の世界から離れ、阿弥陀如来様の極楽浄土のもとへと往生し、完全なる一切智者としての悟りの境地を得られるようにするために、己の命を御供養するのだとして、大いなる慈悲による菩提心の決意が述べられているのであります。もちろん一切有情に例外はありません。それは生きとし生ける者たち全てであり、私も皆さんも当然にその中に含まれているのであります。
このように、この度のトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養は、一切有情たち全てへと向けられており、その中には、この浅学菲才の未熟者なる愚拙も含まれ、この本文を読んでおられる皆様ももちろんで、実に有り難く、誠に尊いことであります。このように、皆、トゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養においての関わりがあり、この御供養と関係のない有情などこの世にいないのであります。
ゆえにも、私たちは、この度におけるチベットの問題についても決して無関心であってはいけないと強く思っております。一人一人が何らかの形でトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養にお応えしていくことが望まれると考えております。
それは、本御供養により、一番には、仏教への帰依に繋がり、出離心、慈悲心、菩提心の滋養へとなれば最善なることでありますでしょうが、そうではなくても、チベットの現状を憂いてできること、例えば、チベット情勢の改善を願い、祈りを捧げること、これまでの全ての犠牲者たちを追悼すること、チベット関連の支援団体へ何らかの協力・援助をすること、活動・イベントなどに参加すること、抗議活動に参加すること、ツイッターやブログ、フェイスブックでチベット問題を取り上げたりすることなどでも良いでしょう。
何らかの形にてほんの少しでもトゥルク・ソバ・リンポチェ師のお志にお応えすることが非常に大切であると強く感じております。
『そして、至上の人の姿をした仏神であるダライ・ラマ法王を始めとするラマやトゥルク全てが永遠の命を保たれるよう、私の身と命をマンダラと化し捧げる。
<大地に香水を撒き散華し、須弥山、四大陸、太陽と月により荘厳し、これを仏の浄土と見なし捧げ奉るが故に、全ての有情が清浄なる浄土を享受できますように。自他の身口意と三世の功徳の集積と、宝の如しマンダラを普賢菩薩供養と共に、心に生起しラマと三宝に捧げ奉る。慈悲の心でお受け取りになり我に加持を与えたまえ。オーム・イダムグル・ラトナマンダラカム・ニルヤタヤミ>』・・本文より
次に、観音菩薩様の化身であられるダライ・ラマ14世法王猊下を始めとして、ラマ、転生活仏・トゥルクたちが、尚も転生を繰り返し、大いなる菩提心により、菩薩の化身として輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができますようにとして、香水を捲いて、散華し、須弥山、四大陸、太陽と月を現じてマンダラを荘厳し、観想にて仏国土を現前に顕わさせしめて、その宝の如き心に生起させたるマンダラを慈悲の菩薩である普賢菩薩様の御供養と併せて、三宝(仏・法・僧)に捧げ奉り、一切衆生が清浄な悟りの境地、仏国土へといざなわれるようにと、諸仏諸菩薩がこの御供養を慈悲の御心でお受け取りになられて、加持(大いなる菩提心により輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力)をお与え下さいとして、最後に真言を述べられておられます。
『この行為は自分1人のためになすのではなく、名誉のためになすのでもない、清浄なる思いにより、今生最大の勇気を持って、(ブッダのように、子トラたちを救うために飢えた)雌トラに身を捧げるようになすのだ。私のようにチベットの勇者・勇女たちもこのような思いで命を投げ出したに違いない。しかし彼らは 実行の際、怒りの感情と共に死んだ者もいるかもしれない。そうであれば彼らが解放の道を辿れるかどうかは怪しい。故に、様々な悟りへの道を思い出させてくれる船頭のような導師と、このような供養を捧げる善行の力に依って、将来、彼らを含めた全ての有情が全智至上の仏の位に到ることを祈願しながら行うのだ。 また、内外のラマ、トゥルク全ての長寿と就中ダライ・ラマ法王をポタラの玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願する。』・・ 本文より
このような身命を三法に御供養する行為は、自分一人だけが悟りを得ようとするために行うものではなく、また、当然に避けるべき世間八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)の一つである名誉のために行うものでもない、お釈迦様の前世物語の中にあるように、かつてのお釈迦様が、狩りができずに雌トラが飢えによりお乳が出ず、子どものトラが衰弱して死んでしまうことを憐れみて、身体を雌トラに捧げられたように、私もそのようなお釈迦様の前世にておこなわれた清浄なる慈悲の御心に添うように全力で身命を捧げるのだと述べられておられます。
そして、もちろん、これまで焼身抗議を行ってきたチベット人の勇敢なる善男子・善女子たちもこのような清浄なる慈悲の心にて身命を捧げたに違いないであろうと思われるものの、もしかするとその中には、怒りや憎しみなどの悪い感情(悪業)を抱えて亡くなってしまった者もあるのかも知れないとして、もしもそうであれば、その悪業による心相続の薫習、習気により、悟りへの道を歩むのは難しくなってしまい、悪趣(畜生・餓鬼・地獄)輪廻へと赴いてしまいかねないことを危惧なされておられ、その者たちにも、悟りへの道を再び歩めていけるようにと、ダライ・ラマ14世法王猊下やラマ、転生活仏のトゥルクなど導師たちに教化を願い、この度の善行の加持(大いなる菩提心により輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力)によって、彼らも含めて、全て一切の輪廻の苦にある衆生たち有情が、悟りへと至らしめられるようにと、祈願のために御供養するのだと述べられておられます。
更には、内外のラマ、転生活仏・トゥルクたち全ての長寿と、チベット人たちの願いであるダライ・ラマ14世法王猊下をポタラ宮殿の玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願なされるのであります。
『<雪山に囲まれしこの聖域の、全ての福利の源である、観音菩薩であられるテンジン・ギャンツォよ、濁世が終わるまで存命されますように。その加持の力が 天空の如く行き渡らんことを。間違った思いにより祖国に対し、危害を及ぼす黒い形を持つもの、持たないもの、思いと行動が邪悪な侵入者が、三宝の真理の力により根こそぎにされますように>
[かくの如し善なる…の二偈と、祈願の王と呼ばれる…等の一偈と、これと三世…等の一偈。タドヤタ、パンチャタライヤ(三宝)に三度礼拝する]』・・本文より
高い山々に囲まれたこのチベットという聖域の全ての福利、幸せの源である観音菩薩様の化身であられるテンジン・ギャンツォ(ダライ・ラマ14世法王猊下のお名前)師、どうかこの煩悩・無明に覆われてしまっているこの世が、悟りの光に充ち満ちるまで、ご存命なされますように、その大いなる菩提心により菩薩の化身として輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力により、悟りの光がこの世の隅々にまで行き渡らんことを願い、煩悩・無明によって、危害を及ぼす悪業を持つ者、持たない者たちも含めて、チベットに対して危害を及ぼす動機と行動が邪悪なる侵入者たちが、どうか三宝の力(煩悩・無明を排撃する力)により、その者たちの煩悩・無明が根こそぎに絶やされて涅槃へと到れますようにと述べられて、各偈を読まれて、三宝に礼拝なされておられます。
あらゆる一切衆生の到涅槃へのいざないのためになさった、トゥルク・ソバ・リンポチェ師の焼身御供養。もちろん、御供養を賜った者の一人として、この拙生も、この御供養を真摯に受けとめなければならないと僭越ながらにも存じております。
『ここで、金剛同士たち、各地におられる信者たちに願う。みんな一致団結し手を取り合い、チベット人たちが将来輝きに満ちた一つの国家を取り戻すために奮闘せよ。これが命を捧げた勇者・勇女たちの願いだ。故に、土地や水等のことで争ったりせず、思いを一つにすべきだ。若者たちはチベットの文化を尊重し学び、年輩の者たちは自らの身口意を善なるものとし、チベット人の慣習と気質、言語等が衰退しないようにチベット人としてのアイデンティティーを保持し続けねばならない。同時に、チベット人の幸福と、全ての有情が解放と全智の位を得るために清浄なる仏法を行ずることが重要である。タシデレ(吉祥なる幸運を)。』・・本文より
三宝に帰依し、別解脱戒、菩薩戒、密教戒を授かって仏道を歩む者たち、また各地におられる師の信者たちに対して、この聖なるチベットの地にチベット人たちの願っている輝ける希望の光に満ちた自治が叶うように、一致団結して手を取り合って協力し合い、奮闘するようにと述べられておられます。
それが、これまでに身命を賭して焼身を行い抗議し訴えてきた犠牲者たちの願いであり、つまらない世間八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)の中での小さなことで内々で争ったりはせずに、思いを一つにするべきであると述べられ、また、若者たちは、チベットの文化を尊重して学び、また年輩の者たちは、身・口・意の三つの善なる行いを成し、チベット古来の言葉・文化・芸術・慣習・思想などが衰退してしまわないように、チベット人としての誇りを忘れずに、アイデンティティーを保持するようにと願われておられます。
そして、チベット人の幸福のみならず、あらゆる一切の輪廻の苦にある衆生たち有情に、悟り、涅槃へのいざないがあるように清浄なる仏道の歩みを進めることが大切であると述べられて、祝福の言葉を掛けられておられます。
『そして、家族、同郷の人たち、友人たち、特に**[1人の名前を言うが聞き取れず]等みんなに伝えておく。私には隠してある財産など何もない。あるものはすべて以前より三宝に捧げ切っている。死後、大金が見つかったとか、ああだった、こうだったとか財産のことで噂する必要はない。兄弟姉妹、親戚、友人、各地の檀家たちもこのことを心得ておいてほしい。他、私が担保した財産や物品等は檀家たちが、地域の人たちやラマ、トゥルクたちによろしく分け与えてほしい。』・・本文より
そして、トゥルク・ソバ・リンポチェ師は、近しい人たちに対して、自身はトゥルクとして本来から私人として当然に無所有であり、僧侶として仏法による布施などにより得たるものは、全て既に仏法のために三宝に捧げきっていると述べられて、死後に僧院などにおいて、これはトゥルク・ソバ・リンポチェ師のお金ではないか、このお金はこうだ、ああだとくだらないことで噂することは全く必要ないので、兄弟姉妹、親戚、友人、各地の檀家たちもこのことをしっかりと理解しておくようにとして、自らの僧侶としての遺品については、形見分けとして、檀家や地域の者たち、ラマ、トゥルクたちに分け与えておいてほしいとなされておられます。
この遺品の数々は、次のソバ・リンポチェ師のトゥルク・転生者を探索する際に必要となる品々となるのでありますでしょう。
『それでは、自他の三世に渡り積んだ功徳の全てを母なる全ての有情、特に地獄等で苦しみを味わいつつあるものたちが解放を得られますようにと、以下の如く祈願する。
[祈願の王...など一偈。今生と三世の…など一偈を唱える]
最後に、内外の法友男女すべてに言いたい。悲しまないでほしい。ラマである善友に対し一心に祈るのだ。菩提を得るまで一瞬たりと離れることはない。老人たち、全ての人々よ、楽な時も苦しい時も、良い時も悪い時も、喜しい時も悲しい時も、如何なる時にも三宝以外に望みを託す対象はない。これを忘れないように。タシデレ。』・・本文より
次に、トゥルク・ソバ・リンポチェ師は、自らの過去・現在・未来の三世にわたる功徳、また他の者たちによる三世にわたる功徳の全てを、幾過去世においての母であった一切全ての有情たち、また、その中でも悪業により、悪趣(畜生・餓鬼・地獄)などで苦しみにある者たちにも及ぼせられて、悟り、涅槃への到りがありますようにとして、各偈を唱えられて祈願なされておられます。
そして、チベット内・外の法友たち全てに対して、どうか悲しまないでほしいと述べられ、法友たちのみならず、ラマ・僧侶たちに向けても、悟りへのいざないのあらんことを一心に供養して祈るものであるのだとおっしゃられ、自他共に全ての一切衆生、有情たちが悟りを得るまで、皆のもとを一瞬たりとも離れることはないとして、楽な時も苦しい時も、良い時も悪い時も、喜しい時も悲しい時も、いかなる時にも、それら世間八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)などに惑わされることなく、仏・法・僧の三宝以外に望みを託す対象はないのだとして、決してこのことを忘れないようにと述べられて、最後に祝福の言葉を掛けられて、いよいよ焼身御供養を成されるに至られたのであります。
・・・・・・
ああ、自らを灯明と化されたトゥルク・ソバ・リンポチェ師の大慈大悲の御心の御供養にふれられた今、この時、どうして仏・法・僧の三宝への帰依の念が生じないでいられようか。
ああ、自らを灯明と化されたトゥルク・ソバ・リンポチェ師の大いなる菩提心により、輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生を救わんと御供養なされた師の加持力にふれられた今、この時、どうして菩提心が生じないことなどあろうか。
ああ、自らを灯明と化されたトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養の加持力によって、一切の衆生たちの到涅槃へのお導きがあらんことを心から冀い奉らないことなど果たしてあるのだろうか。
どうか、自らを灯明と化されたトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御祈願が円満成就なされて、無明を撃ち破る悟りの光が一切衆生へと及ぼされんことを強く懇願申し上げ奉ります。
深遠なる大いなる慈悲の御心にて、一切有情に御供養なされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師に最敬礼申し上げます。どうか再び人間界に御転生なされまして、輪廻の迷い苦しみにある一切衆生を到涅槃へとお導き賜れますように心からお願いを申し上げ奉ります。
川口英俊合掌九拝(平成24年2月17日)
参照
「1月8日焼身死亡、ソバ・リンポチェの遺言 全訳」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/shMo0jRY
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
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【チベット問題】
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.6(2012年2月16日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
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今回も、前回に引き続きまして焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳の内容から考えて参りたいと存じます。
『・・至上の人の姿をした仏神であるダライ・ラマ法王を始めとするラマやトゥルク全てが永遠の命を保たれるよう、私の身と命をマンダラと化し捧げる。
<大地に香水を撒き散華し、須弥山、四大陸、太陽と月により荘厳し、これを仏の浄土と見なし捧げ奉るが故に、全ての有情が清浄なる浄土を享受できますように。自他の身口意と三世の功徳の集積と、宝の如しマンダラを普賢菩薩供養と共に、心に生起しラマと三宝に捧げ奉る。慈悲の心でお受け取りになり我に加持を与えたまえ。オーム・イダムグル・ラトナマンダラカム・ニルヤタヤミ>』・・本文より
ダライ・ラマ14世法王猊下やラマ、転生活仏のトゥルクたちが、尚も輪廻転生を繰り返し、大いなる菩提心により菩薩の化身として輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができますようにとして、観想にてマンダラを荘厳し、仏国土を現前に顕わさせしめて、三宝(仏・法・僧)に身命を捧げ奉り、御供養し、一切衆生が清浄な悟りの境地、仏国土へといざなわれるようにと、諸仏諸菩薩がこの御供養を慈悲の御心でお受け取りになられて、加持(大いなる菩提心により輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力)をお与え下さいとして、最後に真言を述べられておられます。
『この行為は自分1人のためになすのではなく、名誉のためになすのでもない、清浄なる思いにより、今生最大の勇気を持って、(ブッダのように、子トラたちを救うために飢えた)雌トラに身を捧げるようになすのだ。私のようにチベットの勇者・勇女たちもこのような思いで命を投げ出したに違いない。しかし彼らは実行の際、怒りの感情と共に死んだ者もいるかもしれない。そうであれば彼らが解放の道を辿れるかどうかは怪しい。故に、様々な悟りへの道を思い出させてくれる船頭のような導師と、このような供養を捧げる善行の力に依って、将来、彼らを含めた全ての有情が全智至上の仏の位に到ることを祈願しながら行うのだ。また、内外のラマ、トゥルク全ての長寿と就中ダライ・ラマ法王をポタラの玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願する。』・・本文より
このような身命を三法に御供養する行為は、自分一人だけが悟りを得ようとするために行うものではなく、また、当然に避けるべき世間八法(利得、損失、称賛、非難、誉れ、誹謗、楽、苦)の一つである名誉のために行うものでもない、お釈迦様の前世物語の中にあるように、狩りができず雌トラが飢えによりお乳が出ず、子どものトラが衰弱して死んでしまうことを憐れみて、我が身体を雌トラに捧げられたように、私もそのようなお釈迦様の前世にておこなわれたような清浄なる慈悲の御心に添うように全力で身命を捧げるのだと述べられておられます。
そして、もちろん、これまで焼身抗議を行ってきたチベット人の勇敢なる善男子・善女子たちもこのような清浄なる慈悲の心にて身命を捧げたに違いないであろうと思われるものの、もしかするとその中には、怒りや憎しみなどの悪い感情(悪業)を抱えて亡くなってしまった者もあるのかも知れないとして、もしもそうであれば、その悪業による心相続の薫習、習気により、悟りへの道を歩むのは難しくなってしまい、悪趣(畜生・餓鬼・地獄)輪廻へと赴いてしまいかねないことを危惧なされておられ、その者たちにも、悟りへの道を再び歩めていけるようにと、ダライ・ラマ14世法王猊下やラマ、転生活仏のトゥルクなど導師たちに教化を願い、この度の善行の加持(大いなる菩提心により輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力)によって、彼らも含めて、全て一切の輪廻の苦にある衆生たち有情が、悟りへと至らしめられるようにと、祈願のために御供養するのだと述べられておられます。
更には、内外のラマ、転生活仏・トゥルクたち全ての長寿と、チベット人たちの願いであるダライ・ラマ14世法王猊下をポタラ宮殿の玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願なされるのであります。
<雪山に囲まれしこの聖域の、全ての福利の源である、観音菩薩であられるテンジン・ギャンツォよ、濁世が終わるまで存命されますように。その加持の力が天空の如く行き渡らんことを。間違った思いにより祖国に対し、危害を及ぼす黒い形を持つもの、持たないもの、思いと行動が邪悪な侵入者が、三宝の真理の力により根こそぎにされますように>』・・本文より
高い山々に囲まれたこのチベットという聖域の全ての福利、幸せの源である観音菩薩様の化身であられるテンジン・ギャンツォ(ダライ・ラマ14世法王猊下のお名前)師、どうかこの煩悩・無明に覆われてしまっているこの世が、悟りの光に充ち満ちるまで、ご存命なされますように、その大いなる菩提心により菩薩の化身として輪廻の迷い苦しみの中にある一切衆生の教化・救済にあたることができる力により、悟りの光がこの世の隅々にまで行き渡らんことを願い、煩悩・無明によって、危害を及ぼす悪業を持つ者、持たない者たちも含めて、チベットに対して危害を及ぼす動機と行動が邪悪なる侵入者たちが、どうか三宝の力(煩悩・無明を排撃する力)により、その者たちの煩悩・無明が根こそぎに絶やされますようにと述べられておられます。
あらゆる一切衆生の到涅槃へのいざないのためになさった、トゥルク・ソバ・リンポチェ師の焼身御供養。もちろん、御供養を賜った者の一人として、この拙生も、この御供養を真摯に受けとめなければならないと僭越ながらにも存じております。
・・次回、No.7に続く・・
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.5(2012年2月15日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
今回は、焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳の内容から考えて参りたいと存じます。
『・・己の身と命を投げ打ち(これまでの全ての有情の悪業の)許しを請うのである。全ての有情は父、母でなかったものはいない。計り知れぬ有情が野蛮人のように法に反する力に屈し、不善なる大きな業を為しつつある。心から彼ら(中国)の悪業を浄化したい。また、ノミやシラミに至まで、呼吸する全ての、この天空に満ちる有情全てが、死の苦しみを逃れ阿弥陀如来の下に生まれ、全智至上の完全な仏の位を得るために、己の命を供養物として捧げる次第である。』・・本文より
ここにおいて、まずトゥルク・ソバ・リンポチェ師は、全ての有情は、幾前世かにおいて、かつての自身の父、母であったのかもしれないというチベット仏教の慈悲心・菩提心を起こすための基本的な考え方を述べられており、まさに、本来であれば怒り・憎しむべきであろう、チベット人たちを陵辱して危害を加えてくる敵とも言える存在である弾圧・圧政を行う中国当局の人々に対してさえも、大いに慈悲の心を起こして、彼らの悪業による輪廻の迷い苦しみを取り除いてあげたい、悪業の原因である煩悩・無明を浄化させてあげたいと述べられ、更には彼らだけのみならず、ノミやシラミや小さな生き物たちも含めて、あらゆる一切有情を悟りの世界へといざなわんがために、己の命を御供養するとの大いなる慈悲による菩提心の決意が述べられています。もちろん一切有情に例外はありません。それは生きとし生ける者たち全てであり、私も皆さんも当然にその中に含まれているわけであります。
上記のことは、先のNo.3の考察にて確認させて頂きましたダライ・ラマ14世法王猊下のお考えである、「自殺は仏教徒にとってももちろん悪しきこととして、当然に極力避けないといけませんが、極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合としてある他者に悪しきカルマを積ませないためという利他・慈悲の行為としてのこと」に適うものであると畏れ多くも推察致しております。
この度のトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養は、一切有情たち全てへと向けられており、その中には、この浅学菲才の未熟者なる愚拙も含まれ、このブログを読んでおられる皆様ももちろんで、実に有り難く、誠に尊いことであります。このように、皆、トゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養においての関わりがあり、この御供養と関係のない有情などいないのであります。
ゆえにも、私たちは、この度におけるチベットの問題についても決して無関心であってはいけないと強く思っております。一人一人が何らかの形でトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養にお応えしていくことが望まれると考えております。
それは、本御供養により、一番には、仏教への帰依に繋がり、出離心、慈悲心、菩提心の滋養へとなれば最善なることでありますでしょうが、そうではなくても、チベットの現状を憂いてできること、例えば、チベット情勢の改善を願い、祈りを捧げること、これまでの全ての犠牲者たちを追悼すること、チベット関連の支援団体へ何らかの協力・援助をすること、活動・イベントなどに参加すること、抗議活動に参加すること、ツイッターやブログ、フェイスブックでチベット問題を取り上げたりすることなどでも良いでしょう。
何らかの形にてほんの少しでもトゥルク・ソバ・リンポチェ師のお志にお応えすることが非常に大切であると強く感じております。
深遠なる大いなる慈悲の御心にて、一切有情に御供養なされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師に最敬礼申し上げます。どうか再び人間界に御転生なされまして、輪廻の迷い苦しみにある一切衆生を到涅槃へとお導き賜れますように心からお願いを申し上げさせて頂きます。
釈尊涅槃会のこの日に記す。川口英俊合掌九拝。
・・次回、No.6へと続く・・
・・
「焼身抗議 トゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳」 ケンポ・ンガワン・ドルジェ師・原文訳 中原一博氏・日本語訳
内外の全てのチベット人同胞600万人へ。チベット人の幸福と、内外に引き裂かれた600万のチベット人が再び相まみえるために、その身を犠牲にした勇者トゥプテン・ンゴドゥップ氏を初めとする内外の勇者・勇女全てに感謝の意を表明する。私はすでに40歳を越えたが、これまで彼らのような勇気を奮い立たせることもなく過ごして来た。もっぱらチベットの伝統的文化と宗教を周りの人々にできるだけ伝える事に努力し続けて来た。
21世紀に入った現在、今年(チベット暦ではまだ2011年)は命を捧げた勇者・勇女が沢山いた年だった。そこで私は彼らの血肉を象徴するために、己の誉れのためではなく、心から三戒(別解脱戒、菩薩戒、密教戒)と特に密教戒の主戒である己の身と命を投げ打ち(これまでの全ての有情の悪業の)許しを請うのである。全ての有情は父、母でなかったものはいない。計り知れぬ有情が野蛮人のように法に反する力に屈し、不善なる大きな業を為しつつある。心から彼ら(中国)の悪業を浄化したい。また、ノミやシラミに至まで、呼吸する全ての、この天空に満ちる有情全てが、死の苦しみを逃れ阿弥陀如来の下に生まれ、全智至上の完全な仏の位を得るために、己の命を供養物として捧げる次第である。
そして、至上の人の姿をした仏神であるダライ・ラマ法王を始めとするラマやトゥルク全てが永遠の命を保たれるよう、私の身と命をマンダラと化し捧げる。
<大地に香水を撒き散華し、須弥山、四大陸、太陽と月により荘厳し、これを仏の浄土と見なし捧げ奉るが故に、全ての有情が清浄なる浄土を享受できますように。自他の身口意と三世の功徳の集積と、宝の如しマンダラを普賢菩薩供養と共に、心に生起しラマと三宝に捧げ奉る。慈悲の心でお受け取りになり我に加持を与えたまえ。オーム・イダムグル・ラトナマンダラカム・ニルヤタヤミ>
この行為は自分1人のためになすのではなく、名誉のためになすのでもない、清浄なる思いにより、今生最大の勇気を持って、(ブッダのように、子トラたちを救うために飢えた)雌トラに身を捧げるようになすのだ。私のようにチベットの勇者・勇女たちもこのような思いで命を投げ出したに違いない。しかし彼らは実行の際、怒りの感情と共に死んだ者もいるかもしれない。そうであれば彼らが解放の道を辿れるかどうかは怪しい。故に、様々な悟りへの道を思い出させてくれる船頭のような導師と、このような供養を捧げる善行の力に依って、将来、彼らを含めた全ての有情が全智至上の仏の位に到ることを祈願しながら行うのだ。また、内外のラマ、トゥルク全ての長寿と就中ダライ・ラマ法王をポタラの玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願する。
<雪山に囲まれしこの聖域の、全ての福利の源である、観音菩薩であられるテンジン・ギャンツォよ、濁世が終わるまで存命されますように。その加持の力が天空の如く行き渡らんことを。 間違った思いにより祖国に対し、危害を及ぼす黒い形を持つもの、持たないもの、思いと行動が邪悪な侵入者が、三宝の真理の力により根こそぎにされますように>
[かくの如し善なる…の二偈と、祈願の王と呼ばれる…等の一偈と、これと三世…等の一偈。タドヤタ、パンチャタライヤ(三宝)に三度礼拝する]
ここで、金剛同士たち、各地におられる信者たちに願う。みんな一致団結し手を取り合い、チベット人たちが将来輝きに満ちた一つの国家を取り戻すために奮闘せよ。これが命を捧げた勇者・勇女たちの願いだ。故に、土地や水等のことで争ったりせず、思いを一つにすべきだ。若者たちはチベットの文化を尊重し学び、年輩の者たちは自らの身口意を善なるものとし、チベット人の慣習と気質、言語等が衰退しないようにチベット人としてのアイデンティティーを保持し続けねばならない。同時に、チベット人の幸福と、全ての有情が解放と全智の位を得るために清浄なる仏法を行ずることが重要である。タシデレ(吉祥なる幸運を)。
そして、家族、同郷の人たち、友人たち、特に**[1人の名前を言うが聞き取れず]等みんなに伝えておく。私には隠してある財産など何もない。あるものはすべて以前より三宝に捧げ切っている。死後、大金が見つかったとか、ああだった、こうだったとか財産のことで噂する必要はない。兄弟姉妹、親戚、友人、各地の檀家たちもこのことを心得ておいてほしい。
他、私が担保した財産や物品等は檀家たちが、地域の人たちやラマ、トゥルクたちによろしく分け与えてほしい。
それでは、自他の三世に渡り積んだ功徳の全てを母なる全ての有情、特に地獄等で苦しみを味わいつつあるものたちが解放を得られますようにと、以下の如く祈願する。 [祈願の王...など一偈。今生と三世の…など一偈を唱える]
最後に、内外の法友男女すべてに言いたい。悲しまないでほしい。ラマである善友に対し一心に祈るのだ。菩提を得るまで一瞬たりと離れることはない。老人たち、全ての人々よ、楽な時も苦しい時も、良い時も悪い時も、喜しい時も悲しい時も、如何なる時にも三宝以外に望みを託す対象はない。これを忘れないように。タシデレ。
・・ここまで。
中原氏註・・なお、原文は格調高く、私には少々難解な箇所もあった。意訳したところもあることをお断りする。これはあくまでも試訳である。 文中( )内は訳者の補足、[ ]内は書き起こされたケンポの省略説明と補足。
・・
中原一博氏( @tonbani )のブログにおきまして、1月8日にゴロ・ダルラにて焼身抗議をなされて、その場で死亡されたトゥルク(転生活仏)ソバ・リンポチェ師のご遺言の全文日本語訳が発表されましたことを受け、その全文の内容には、中原氏も述べられておられるように、まさに自らを灯明と化した菩薩たちの願いの全てがそこにあると私も思いますので、その全文の内容につきまして考えて参りたいと存じます。
「トゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言テープ」 http://www.youtube.com/watch?v=AfHO5EVbDkA&feature=player_embedded#!
「1月8日、ゴロ、ダルラにて焼身抗議、その場で死亡したトゥルク・ソバ師のご遺言全文日本語訳」
チベット語原文・・ケンポ・ンガワン・ドルジェ師訳 日本語訳・・中原一博氏
チベット語原文 http://www.khabdha.org/?p=24588 中国語訳 http://woeser.middle-way.net/2012/01/blog-post_28.html
参照
「1月8日焼身死亡、ソバ・リンポチェの遺言 全訳」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/shMo0jRY
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
・・
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.3(2012年2月13日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
No.1(http://t.co/Y0nu4h2A) No.2(http://t.co/10iJy98V)
今回は、まずダライ・ラマ14世法王猊下の「自殺」に関してのお考えについて考えて参りたいと存じます。
最も端的に猊下がそのお考えを述べられていると思われるのは、
『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』(2008年・角川文庫) 第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51
であるかと存じます。
これまで猊下関連の著書は数多く読了させて頂いておりますが、他の関連箇所の詳細を探索するには改めて全て再読・検証致さねばならないため、ここではあまりに時間が掛かりすぎてしまうので省略させて頂きますが、読者の皆様には、また色々と誤りがございましたらご指摘を頂けましたらと考えております。
まず、普通の一般的な自殺について、猊下は、悪い感情(怒りや憎しみ)が良き感情(慈悲心や愛情)に打ち克ってしまい、悪い感情が心の中を支配して、更には、死への恐怖さえも凌駕し、感情の暴発によって自ら命を絶つのだとご説明されておられます。
次に、真の意味で自殺は完遂しないことを述べられています。これは、あくまでも自殺の行為としての不成立についてのことで、もちろん、(己自身を殺すという)動機までも否定はされておられません。ここで、「あなた自身が死ななければ自殺が完成しない以上、あなた自身が己を殺すという行為を完遂させることは不可能である」と述べられておられますが、どこか中観思想的な考えを連想させる内容ではないかと考えております。「去る者は去らない」的なところでありますが、論点が空論にずれていく恐れが強いため、ここではあまり深くは踏み込まないことと致します。
そして次に、「ある特定の、ひじょうに限定された状況において、自殺は許される行為となりうることを言っておかねばならない」として、極限状態における自殺で許される場合があることについて述べられておられます。
ここで一人のラマ僧の瞑想による自殺のことを、自殺の認められる例として挙げられています。その認められる理由は、「他者に悪しきカルマをもたらすことを避けるため」ということで、それは通常であれば、自らを陵辱する怒り憎むべき敵である者たちにさえも慈悲心を起こして、その者たちに、自身が生き長らえる中において、これ以上にその者たちに悪いカルマを積まさせてはいけないとして、自らで瞑想死を選んだ例であります。
普通の人間、凡夫であれば、自らを誹謗中傷し、暴力・拷問して危害を及ぼして来る者に対して、そのように慈悲心を起こすことは到底考えられないことでありますが、高い悟りの境地に至っている聖者においては可能なこととなります。それは、むしろ忍辱・忍耐行をさせて頂けるための存在として、有り難い存在であり、当然に慈悲心を起こすべき存在であると考えるわけであります。この理解はなかなかできないのが凡夫であると言えるでしょう。
自殺の手段に関しては、瞑想であろうが、道具・毒薬を使おうが、真言(マントラ)の力に頼ろうが、手段の違いで自己の死という結果は変わりないと説明されています。
そして、改めて、まず自殺は仏教徒にとっても悪しきこととして、当然に極力避けないといけないと前置きされた上で、ある極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということを述べられ、章の最後においては「殺人」について、その許容される唯一の場合として、お釈迦様が語られたことを例として挙げられておられます。
それは、「599人の生命を救うため、一人を殺すような場合として、599人が殺されることを防げるなら、その命を救うため、599人を殺す者が積む悪しきカルマを避けるため、一人を殺すことが絶対に悪だとは言い切れない」ということを述べられておられます。
以上で、『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』・第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51における猊下のお考えを概観させて頂きました。ここにおいて、自殺・殺人が認められる場合の要点を確認することができますが、それは、「他者に悪しきカルマを積ませないため」という利他・慈悲の行為として、極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということであります。
このことは、この度の焼身抗議について考える際における最も重要な視座であるのではないだろうかと存じております。
・・次号・No.4へと続く・・
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| | | | | | | | 2012/02/15 11:50:12 プライベート♪ | | | 「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.5〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 | |
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【チベット問題】
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.5(2012年2月15日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
No.1(http://t.co/Y0nu4h2A) No.2(http://t.co/10iJy98V) No.3(http://t.co/ZjIlEK9z) No.4(http://t.co/t1y3cDLF)
今回は、焼身抗議をなされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳の内容から考えて参りたいと存じます。
『・・己の身と命を投げ打ち(これまでの全ての有情の悪業の)許しを請うのである。全ての有情は父、母でなかったものはいない。計り知れぬ有情が野蛮人のように法に反する力に屈し、不善なる大きな業を為しつつある。心から彼ら(中国)の悪業を浄化したい。また、ノミやシラミに至まで、呼吸する全ての、この天空に満ちる有情全てが、死の苦しみを逃れ阿弥陀如来の下に生まれ、全智至上の完全な仏の位を得るために、己の命を供養物として捧げる次第である。』・・本文より
ここにおいて、まずトゥルク・ソバ・リンポチェ師は、全ての有情は、幾前世かにおいて、かつての自身の父、母であったのかもしれないというチベット仏教の慈悲心・菩提心を起こすための基本的な考え方を述べられており、まさに、本来であれば怒り・憎しむべきであろう、チベット人たちを陵辱して危害を加えてくる敵とも言える存在である弾圧・圧政を行う中国当局の人々に対してさえも、大いに慈悲の心を起こして、彼らの悪業による輪廻の迷い苦しみを取り除いてあげたい、悪業の原因である煩悩・無明を浄化させてあげたいと述べられ、更には彼らだけのみならず、ノミやシラミや小さな生き物たちも含めて、あらゆる一切有情を悟りの世界へといざなわんがために、己の命を御供養するとの大いなる慈悲による菩提心の決意が述べられています。もちろん一切有情に例外はありません。それは生きとし生ける者たち全てであり、私も皆さんも当然にその中に含まれているわけであります。
上記のことは、先のNo.3の考察にて確認させて頂きましたダライ・ラマ14世法王猊下のお考えである、「自殺は仏教徒にとってももちろん悪しきこととして、当然に極力避けないといけませんが、極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合としてある他者に悪しきカルマを積ませないためという利他・慈悲の行為としてのこと」に適うものであると畏れ多くも推察致しております。
この度のトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養は、一切有情たち全てへと向けられており、その中には、この浅学菲才の未熟者なる愚拙も含まれ、このブログを読んでおられる皆様ももちろんで、実に有り難く、誠に尊いことであります。このように、皆、トゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養においての関わりがあり、この御供養と関係のない有情などいないのであります。
ゆえにも、私たちは、この度におけるチベットの問題についても決して無関心であってはいけないと強く思っております。一人一人が何らかの形でトゥルク・ソバ・リンポチェ師の御供養にお応えしていくことが望まれると考えております。
それは、本御供養により、一番には、仏教への帰依に繋がり、出離心、慈悲心、菩提心の滋養へとなれば最善なることでありますでしょうが、そうではなくても、チベットの現状を憂いてできること、例えば、チベット情勢の改善を願い、祈りを捧げること、これまでの全ての犠牲者たちを追悼すること、チベット関連の支援団体へ何らかの協力・援助をすること、活動・イベントなどに参加すること、抗議活動に参加すること、ツイッターやブログ、フェイスブックでチベット問題を取り上げたりすることなどでも良いでしょう。
何らかの形にてほんの少しでもトゥルク・ソバ・リンポチェ師のお志にお応えすることが非常に大切であると強く感じております。
深遠なる大いなる慈悲の御心にて、一切有情に御供養なされたトゥルク・ソバ・リンポチェ師に最敬礼申し上げます。どうか再び人間界に御転生なされまして、輪廻の迷い苦しみにある一切衆生を到涅槃へとお導き賜れますように心からお願いを申し上げさせて頂きます。
釈尊涅槃会のこの日に記す。川口英俊合掌九拝。
・・次回、No.6へと続く・・
・・
「焼身抗議 トゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言全文日本語訳」 ケンポ・ンガワン・ドルジェ師・原文訳 中原一博氏・日本語訳
内外の全てのチベット人同胞600万人へ。チベット人の幸福と、内外に引き裂かれた600万のチベット人が再び相まみえるために、その身を犠牲にした勇者トゥプテン・ンゴドゥップ氏を初めとする内外の勇者・勇女全てに感謝の意を表明する。私はすでに40歳を越えたが、これまで彼らのような勇気を奮い立たせることもなく過ごして来た。もっぱらチベットの伝統的文化と宗教を周りの人々にできるだけ伝える事に努力し続けて来た。
21世紀に入った現在、今年(チベット暦ではまだ2011年)は命を捧げた勇者・勇女が沢山いた年だった。そこで私は彼らの血肉を象徴するために、己の誉れのためではなく、心から三戒(別解脱戒、菩薩戒、密教戒)と特に密教戒の主戒である己の身と命を投げ打ち(これまでの全ての有情の悪業の)許しを請うのである。全ての有情は父、母でなかったものはいない。計り知れぬ有情が野蛮人のように法に反する力に屈し、不善なる大きな業を為しつつある。心から彼ら(中国)の悪業を浄化したい。また、ノミやシラミに至まで、呼吸する全ての、この天空に満ちる有情全てが、死の苦しみを逃れ阿弥陀如来の下に生まれ、全智至上の完全な仏の位を得るために、己の命を供養物として捧げる次第である。
そして、至上の人の姿をした仏神であるダライ・ラマ法王を始めとするラマやトゥルク全てが永遠の命を保たれるよう、私の身と命をマンダラと化し捧げる。
<大地に香水を撒き散華し、須弥山、四大陸、太陽と月により荘厳し、これを仏の浄土と見なし捧げ奉るが故に、全ての有情が清浄なる浄土を享受できますように。自他の身口意と三世の功徳の集積と、宝の如しマンダラを普賢菩薩供養と共に、心に生起しラマと三宝に捧げ奉る。慈悲の心でお受け取りになり我に加持を与えたまえ。オーム・イダムグル・ラトナマンダラカム・ニルヤタヤミ>
この行為は自分1人のためになすのではなく、名誉のためになすのでもない、清浄なる思いにより、今生最大の勇気を持って、(ブッダのように、子トラたちを救うために飢えた)雌トラに身を捧げるようになすのだ。私のようにチベットの勇者・勇女たちもこのような思いで命を投げ出したに違いない。しかし彼らは実行の際、怒りの感情と共に死んだ者もいるかもしれない。そうであれば彼らが解放の道を辿れるかどうかは怪しい。故に、様々な悟りへの道を思い出させてくれる船頭のような導師と、このような供養を捧げる善行の力に依って、将来、彼らを含めた全ての有情が全智至上の仏の位に到ることを祈願しながら行うのだ。また、内外のラマ、トゥルク全ての長寿と就中ダライ・ラマ法王をポタラの玉座にお迎えして、チベットの政教を司ることができますようにと祈願する。
<雪山に囲まれしこの聖域の、全ての福利の源である、観音菩薩であられるテンジン・ギャンツォよ、濁世が終わるまで存命されますように。その加持の力が天空の如く行き渡らんことを。 間違った思いにより祖国に対し、危害を及ぼす黒い形を持つもの、持たないもの、思いと行動が邪悪な侵入者が、三宝の真理の力により根こそぎにされますように>
[かくの如し善なる…の二偈と、祈願の王と呼ばれる…等の一偈と、これと三世…等の一偈。タドヤタ、パンチャタライヤ(三宝)に三度礼拝する]
ここで、金剛同士たち、各地におられる信者たちに願う。みんな一致団結し手を取り合い、チベット人たちが将来輝きに満ちた一つの国家を取り戻すために奮闘せよ。これが命を捧げた勇者・勇女たちの願いだ。故に、土地や水等のことで争ったりせず、思いを一つにすべきだ。若者たちはチベットの文化を尊重し学び、年輩の者たちは自らの身口意を善なるものとし、チベット人の慣習と気質、言語等が衰退しないようにチベット人としてのアイデンティティーを保持し続けねばならない。同時に、チベット人の幸福と、全ての有情が解放と全智の位を得るために清浄なる仏法を行ずることが重要である。タシデレ(吉祥なる幸運を)。
そして、家族、同郷の人たち、友人たち、特に**[1人の名前を言うが聞き取れず]等みんなに伝えておく。私には隠してある財産など何もない。あるものはすべて以前より三宝に捧げ切っている。死後、大金が見つかったとか、ああだった、こうだったとか財産のことで噂する必要はない。兄弟姉妹、親戚、友人、各地の檀家たちもこのことを心得ておいてほしい。
他、私が担保した財産や物品等は檀家たちが、地域の人たちやラマ、トゥルクたちによろしく分け与えてほしい。
それでは、自他の三世に渡り積んだ功徳の全てを母なる全ての有情、特に地獄等で苦しみを味わいつつあるものたちが解放を得られますようにと、以下の如く祈願する。 [祈願の王...など一偈。今生と三世の…など一偈を唱える]
最後に、内外の法友男女すべてに言いたい。悲しまないでほしい。ラマである善友に対し一心に祈るのだ。菩提を得るまで一瞬たりと離れることはない。老人たち、全ての人々よ、楽な時も苦しい時も、良い時も悪い時も、喜しい時も悲しい時も、如何なる時にも三宝以外に望みを託す対象はない。これを忘れないように。タシデレ。
・・ここまで。
中原氏註・・なお、原文は格調高く、私には少々難解な箇所もあった。意訳したところもあることをお断りする。これはあくまでも試訳である。 文中( )内は訳者の補足、[ ]内は書き起こされたケンポの省略説明と補足。
・・
中原一博氏( @tonbani )のブログにおきまして、1月8日にゴロ・ダルラにて焼身抗議をなされて、その場で死亡されたトゥルク(転生活仏)ソバ・リンポチェ師のご遺言の全文日本語訳が発表されましたことを受け、その全文の内容には、中原氏も述べられておられるように、まさに自らを灯明と化した菩薩たちの願いの全てがそこにあると私も思いますので、その全文の内容につきまして考えて参りたいと存じます。
「トゥルク・ソバ・リンポチェ師のご遺言テープ」 http://www.youtube.com/watch?v=AfHO5EVbDkA&feature=player_embedded#!
「1月8日、ゴロ、ダルラにて焼身抗議、その場で死亡したトゥルク・ソバ師のご遺言全文日本語訳」
チベット語原文・・ケンポ・ンガワン・ドルジェ師訳 日本語訳・・中原一博氏
チベット語原文 http://www.khabdha.org/?p=24588 中国語訳 http://woeser.middle-way.net/2012/01/blog-post_28.html
参照
「1月8日焼身死亡、ソバ・リンポチェの遺言 全訳」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/shMo0jRY
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
・・
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.3(2012年2月13日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
No.1(http://t.co/Y0nu4h2A) No.2(http://t.co/10iJy98V)
今回は、まずダライ・ラマ14世法王猊下の「自殺」に関してのお考えについて考えて参りたいと存じます。
最も端的に猊下がそのお考えを述べられていると思われるのは、
『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』(2008年・角川文庫) 第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51
であるかと存じます。
これまで猊下関連の著書は数多く読了させて頂いておりますが、他の関連箇所の詳細を探索するには改めて全て再読・検証致さねばならないため、ここではあまりに時間が掛かりすぎてしまうので省略させて頂きますが、読者の皆様には、また色々と誤りがございましたらご指摘を頂けましたらと考えております。
まず、普通の一般的な自殺について、猊下は、悪い感情(怒りや憎しみ)が良き感情(慈悲心や愛情)に打ち克ってしまい、悪い感情が心の中を支配して、更には、死への恐怖さえも凌駕し、感情の暴発によって自ら命を絶つのだとご説明されておられます。
次に、真の意味で自殺は完遂しないことを述べられています。これは、あくまでも自殺の行為としての不成立についてのことで、もちろん、(己自身を殺すという)動機までも否定はされておられません。ここで、「あなた自身が死ななければ自殺が完成しない以上、あなた自身が己を殺すという行為を完遂させることは不可能である」と述べられておられますが、どこか中観思想的な考えを連想させる内容ではないかと考えております。「去る者は去らない」的なところでありますが、論点が空論にずれていく恐れが強いため、ここではあまり深くは踏み込まないことと致します。
そして次に、「ある特定の、ひじょうに限定された状況において、自殺は許される行為となりうることを言っておかねばならない」として、極限状態における自殺で許される場合があることについて述べられておられます。
ここで一人のラマ僧の瞑想による自殺のことを、自殺の認められる例として挙げられています。その認められる理由は、「他者に悪しきカルマをもたらすことを避けるため」ということで、それは通常であれば、自らを陵辱する怒り憎むべき敵である者たちにさえも慈悲心を起こして、その者たちに、自身が生き長らえる中において、これ以上にその者たちに悪いカルマを積まさせてはいけないとして、自らで瞑想死を選んだ例であります。
普通の人間、凡夫であれば、自らを誹謗中傷し、暴力・拷問して危害を及ぼして来る者に対して、そのように慈悲心を起こすことは到底考えられないことでありますが、高い悟りの境地に至っている聖者においては可能なこととなります。それは、むしろ忍辱・忍耐行をさせて頂けるための存在として、有り難い存在であり、当然に慈悲心を起こすべき存在であると考えるわけであります。この理解はなかなかできないのが凡夫であると言えるでしょう。
自殺の手段に関しては、瞑想であろうが、道具・毒薬を使おうが、真言(マントラ)の力に頼ろうが、手段の違いで自己の死という結果は変わりないと説明されています。
そして、改めて、まず自殺は仏教徒にとっても悪しきこととして、当然に極力避けないといけないと前置きされた上で、ある極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということを述べられ、章の最後においては「殺人」について、その許容される唯一の場合として、お釈迦様が語られたことを例として挙げられておられます。
それは、「599人の生命を救うため、一人を殺すような場合として、599人が殺されることを防げるなら、その命を救うため、599人を殺す者が積む悪しきカルマを避けるため、一人を殺すことが絶対に悪だとは言い切れない」ということを述べられておられます。
以上で、『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』・第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51における猊下のお考えを概観させて頂きました。ここにおいて、自殺・殺人が認められる場合の要点を確認することができますが、それは、「他者に悪しきカルマを積ませないため」という利他・慈悲の行為として、極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということであります。
このことは、この度の焼身抗議について考える際における最も重要な視座であるのではないだろうかと存じております。
・・次号・No.4へと続く・・
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| | | | | | | | 2012/02/14 09:57:58 プライベート♪ | | | 「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.3〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 | |
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【チベット問題】
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.3(2012年2月13日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
No.1(http://t.co/Y0nu4h2A) No.2(http://t.co/10iJy98V)
今回は、まずダライ・ラマ14世法王猊下の「自殺」に関してのお考えについて考えて参りたいと存じます。
最も端的に猊下がそのお考えを述べられていると思われるのは、
『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』(2008年・角川文庫) 第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51
であるかと存じます。
これまで猊下関連の著書は数多く読了させて頂いておりますが、他の関連箇所の詳細を探索するには改めて全て再読・検証致さねばならないため、ここではあまりに時間が掛かりすぎてしまうので省略させて頂きますが、読者の皆様には、また色々と誤りがございましたらご指摘を頂けましたらと考えております。
まず、普通の一般的な自殺について、猊下は、悪い感情(怒りや憎しみ)が良き感情(慈悲心や愛情)に打ち克ってしまい、悪い感情が心の中を支配して、更には、死への恐怖さえも凌駕し、感情の暴発によって自ら命を絶つのだとご説明されておられます。
次に、真の意味で自殺は完遂しないことを述べられています。これは、あくまでも自殺の行為としての不成立についてのことで、もちろん、(己自身を殺すという)動機までも否定はされておられません。ここで、「あなた自身が死ななければ自殺が完成しない以上、あなた自身が己を殺すという行為を完遂させることは不可能である」と述べられておられますが、どこか中観思想的な考えを連想させる内容ではないかと考えております。「去る者は去らない」的なところでありますが、論点が空論にずれていく恐れが強いため、ここではあまり深くは踏み込まないことと致します。
そして次に、「ある特定の、ひじょうに限定された状況において、自殺は許される行為となりうることを言っておかねばならない」として、極限状態における自殺で許される場合があることについて述べられておられます。
ここで一人のラマ僧の瞑想による自殺のことを、自殺の認められる例として挙げられています。その認められる理由は、「他者に悪しきカルマをもたらすことを避けるため」ということで、それは通常であれば、自らを陵辱する怒り憎むべき敵である者たちにさえも慈悲心を起こして、その者たちに、自身が生き長らえる中において、これ以上にその者たちに悪いカルマを積まさせてはいけないとして、自らで瞑想死を選んだ例であります。
普通の人間、凡夫であれば、自らを誹謗中傷し、暴力・拷問して危害を及ぼして来る者に対して、そのように慈悲心を起こすことは到底考えられないことでありますが、高い悟りの境地に至っている聖者においては可能なこととなります。それは、むしろ忍辱・忍耐行をさせて頂けるための存在として、有り難い存在であり、当然に慈悲心を起こすべき存在であると考えるわけであります。この理解はなかなかできないのが凡夫であると言えるでしょう。
自殺の手段に関しては、瞑想であろうが、道具・毒薬を使おうが、真言(マントラ)の力に頼ろうが、手段の違いで自己の死という結果は変わりないと説明されています。
そして、改めて、まず自殺は仏教徒にとっても悪しきこととして、当然に極力避けないといけないと前置きされた上で、ある極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということを述べられ、章の最後においては「殺人」について、その許容される唯一の場合として、お釈迦様が語られたことを例として挙げられておられます。
それは、「599人の生命を救うため、一人を殺すような場合として、599人が殺されることを防げるなら、その命を救うため、599人を殺す者が積む悪しきカルマを避けるため、一人を殺すことが絶対に悪だとは言い切れない」ということを述べられておられます。
以上で、『ダライ・ラマ「死の謎」を説く』・第一章・「死」とは何か・3自殺と殺人・p39-51における猊下のお考えを概観させて頂きました。ここにおいて、自殺・殺人が認められる場合の要点を確認することができますが、それは、「他者に悪しきカルマを積ませないため」という利他・慈悲の行為として、極めて限定された極限状態の中で、例外的に否定されない場合があるということであります。
このことは、この度の焼身抗議について考える際における最も重要な視座であるのではないだろうかと存じております。
中原一博氏( @tonbani )のブログにおきまして、1月8日にゴロ・ダルラにて焼身抗議をなされて、その場で死亡されたトゥルク(転生活仏)ソバ・リンポチェ師の遺言の全文日本語訳が発表されました。
その全文の内容は、中原氏も述べられておられるように、まさに自らを灯明と化した菩薩たちの願いの全てがそこにあると私も思いますので、その全文の内容に関しまして次回No.4において考えさせて頂きたいと存じております。
「1月8日焼身死亡、ソバ・リンポチェの遺言 全訳」 - チベットNOW@ルンタ http://t.co/shMo0jRY
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
・・次号・No.4へと続く・・
参照 「癒しと救い―アジアの宗教的伝統に学ぶ」(2001年)・立川武蔵先生編集・玉川大学出版部 第8章・仏教における殺しと救い-森雅秀先生 http://mmori.w3.kanazawa-u.ac.jp/works/article_pdf/3_48murdere&salvation.pdf
・・
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.2(2012年2月12日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
今回は、仏教における「自殺」について考えて参りたいと思いますが、このように書いている今もチベット本土での焼身抗議は続いてしまっています...
最新のチベット情報・速報につきましては、中原一博氏( @tonbani )のツイッター・ブログがございます。
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
長田幸康氏(www.tibet.to)による焼身抗議の経過時系列まとめ 【メモ】チベット人による焼身抗議(2009年2月〜) http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/2012/02/20092-40c0.html
仏教における「自殺」ということについてですが、不殺生戒を定めている仏教においては、他殺はもちろん、自殺も禁忌であると考えるのが一般的でしょう。もちろん、不殺生戒の原則はできるだけ守られなければならないのは当たり前のことであります。
しかし、仏教においては、殺生・自殺が認められる場合があることは、あまり知られてはいませんが、あくまで限定的・極限的に認められることがあります。
まず浅学菲才の未熟者なる私見の解釈としてご寛容頂ければと存じますが、殺生・自殺として認められないのは、煩悩、特には三毒である貪・瞋・痴に侵されていることでの殺生・自殺であり、限定的・極限的に認められる殺生・自殺とは、煩悩を完全に離れたる深遠なる慈悲・利他行としての殺生・自殺と考えております。
但し、あくまでもお釈迦様は、八万四千(数多くの例えとしての数字)とも言われている法門において、対機説法として教えを聞く者の機根(教えを理解できる能力)に応じて譬喩的に説かれた中におけることでの教説もあり、十分にその機根を備えていない者にとっては誤解を生じさせてしまうことになりかねないため、誰にでもその仏説が当てはまるわけではないことには相当に注意すべきであります。特に勝手な慈悲・利他行の解釈を使って、それを殺人肯定の論理にすり替えてしまうことは過去にも多くの例があります。(最近ではオウム真理教による事件が最も有名)
(お釈迦様も自殺に関しては、限定的に許容されておられる場合があったとされる例が初期経典の中にも見つけることができます。ヴァッカリの自殺・ゴーディカの自殺・シャーリプトラの自殺・チュンダの自殺・お釈迦様自身の延命拒絶など。また、殺人に関しても法華経・譬喩品や涅槃経・聖行品においてあくまでも譬喩的にそれが肯定的に説かれていると解釈される場合があります。更に補足としては、大量殺人者でありながら仏教帰依により聖者となられた例として、アングリマーラ尊、鬼子母神・ハーリティー、大元帥明王・アータヴァカなどの説話があります。)
自殺や殺人に関してのお釈迦様の教説の譬喩を理解するためには、やはり最低でも、確かなる出離心(迷いの世界から逃れたいと強く思う心)・菩提心(悟りを目指したい・一切衆生を救いたいと強く思う心)を起こし、煩悩・無明を対治するためにおける慈悲の働き(方便)と智慧(深遠なる空と縁起の理法の了解)の二資糧をある程度積んでいる前提があってこそであり、このことを理解せずに、安易に自殺・殺人の肯定を声高に主張することは相当な弊害をもたらしかねない危険性を孕んでいるため、非常に気を付けなければならないと考えています。
私自身も先の解釈においては、真なる深遠なる慈悲・利他行とは何であるのかについて、まだまだ理解浅薄であるため、本当に、これが認められる殺生・自殺、これは認められない殺生・自殺と決めることのできるような立場ではありませんことを、あしからずご了承頂けましたらと存じます。
さて、仏教における自殺には、捨身行としていくつかの行があります。それは、代表的には穢土(煩悩・無明の中での汚れた世界)としてあるこの世を速やかに離れて、仏の世界へと赴かんとするための「異相(いそう)往生」として、阿弥陀如来・極楽往生、弥勒菩薩・兜率天往生、観音菩薩・補陀落往生、薬師如来・浄瑠璃往生などの仏国土へと向かうために、断食・入水・縊死(首吊り)・埋身、そして「焼身」などにより、自殺するということが挙げられます。
特に「焼身」を選択して行う者が多く例としてあるのは、法華経の薬王菩薩本事品における内容が大きな影響を与えていることが考えられます。簡単には、薬王菩薩がその前世において、一切衆生喜見菩薩であった時に、師である日月浄明徳如来の法華経の説法に歓喜して、自らの身を焼いて日月浄明徳如来を供養したという内容であります。また、「焼身」での異相往生では、自らの往生だけではなく、それを見る者たちにも仏国土を目のあたりに体験させて、往生を期待させるためへの供養という意もあり、多くの見る者たちがあるため、後世に伝えられていることが多いのも確かでありますでしょう。
捨身行として更には、弥勒菩薩が如来となり兜率天からこの世に現れられるまでの衆生救済を目的として即身仏となるために入定する行も有名であります。また、チベット仏教において、かなり高い悟りの境地にある僧侶は、瞑想によって自らで自在に心臓を止め、呼吸を止めて死の状態を迎えて自殺することができる例もあるようです。
さて、ではこの度のチベットにおける焼身抗議、焼身による自殺は、仏教における自殺として果たしてどのように考えることができるのか、この自殺が仏教として認められるものであるのか、認められないものであるのかという、是か非かと結論づけることはこの浅学菲才の未熟者にはできませんが、これまでの仏教思想の学びからできるだけ真摯に考えて参りたいと存じます。
・・次号・No.3へと続く・・
次号では、ダライ・ラマ法王猊下の自殺に関してのお考えについて考慮できればと思っています。
参照 「仏教は自殺を本当に禁じているのか?」 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3138/suicide_buddhism.html
「異相往生 −難行・苦行の浄土行」荒木睦彦氏 http://www.araki-labo.jp/jshigo06.htm
「癒しと救い―アジアの宗教的伝統に学ぶ」(2001年)・立川武蔵先生編集・玉川大学出版部 第8章・仏教における殺しと救い-森雅秀先生 http://mmori.w3.kanazawa-u.ac.jp/works/article_pdf/3_48murdere&salvation.pdf
参照 ウィキペディア関連用語内 ・薬王菩薩 ・入定
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.1(2012年2月10日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
2008年3月10日にチベット・ラサで発生した大規模抗議行動からもうすぐ4年になろうとしている。これまでも半世紀にわたる中国政府による耐えかねる弾圧・圧政により、命を奪われ、また、自ら命を絶ったチベット人が数多くいる中で、自らに火を放ち、焼身してまで抗議の声を叫ぶに至った最初の犠牲者とされるのが、2009年2月27日、チベット・アムド地方アバ・キルティ僧院の僧侶・故タペー氏の焼身抗議である。
以来、現在(2012年2月8日)までに、チベット本土で焼身抗議を行った者は、既に20名を超え、そのうち少なくとも14名が亡くなり、数名が行方不明のままである。また、これまでの抗議への弾圧により、凶弾に倒れた者、不当逮捕・投獄された者、行方不明となっている者は数え切れないほどになってしまっています。
チベット問題の起因は、第二次世界大戦後、中華人民共和国の建国に伴って、中国がチベット支配・統治を進めるために様々な弾圧を進めてきたことにあります。特に、1949年からの軍事侵攻や飢餓などにより命を落としたチベット人犠牲者の数は100万人を超えているとされ、大量虐殺と共に、著しい人権侵害、民族・文化・宗教破壊、思想強要が行われているとして、現在においても国際的に解決・改善が必要な問題として扱われるように提起がなされています。
特に凄惨さを極める圧政・弾圧の嵐の中で、1959年3月のラサ民衆蜂起においてダライ・ラマ14世法王猊下がインドへと亡命し、亡命政府を樹立するに至ったことは象徴的な出来事となり、チベット人たちの心の支えである拠り所、チベット仏教界の指導的立場である法王猊下を失った打撃は計り知れないものとなりました。その後も共産党による民主改革や文化大革命、改革開放政策の下で、チベット人たちへの蹂躙は絶え間なく続き、主に挙げるだけでも、チベットへの漢族大量移民による民族浄化問題、チベット人大量失業・貧困化問題、チベット語・文化・芸術・教育の破壊問題、信教・言論の自由への侵害問題、環境問題・核開発問題などと、多くの圧政・弾圧による弊害がいまだに生じてしまっている状況となっています。
このような中で、ダライ・ラマ14世法王猊下は、亡命以来、チベット問題改善を国際社会に広く訴えられてこられたものの、いまだ十分な成果を得られることはできずのままであり、また、本土でもチベット人たちによる激しい抗議行動が繰り返されてきましたが、ことごとく封殺されてしまい、一向に改善されることなく今日に至っています。
近年の本土でのチベット人による抵抗運動においては、法王猊下の意向を汲んで、非暴力的な抗議行動が行われていますが、それでも激しい弾圧は依然として続き、ついには自らに火を付けて訴えるという手段を行うまでになってしまうほど状況は追いつめられており、2009年2月の僧侶・故タペー氏による焼身抗議以来、特に2011年3月からのここ一年にわたっては焼身抗議が続発している異常な事態となってしまっています。
・・次号・No.2へと続く・・
参照 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所サイト内 http://www.tibethouse.jp/home.html 「チベットを知るために」 http://www.tibethouse.jp/about/index.html
参照 ウィキペディア関連用語内 ・チベット問題 ・チベット動乱 ・1959年のチベット蜂起 ・2008年のチベット騒乱
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現在進行形のチベット情勢に関しての情報については、主に中原一博氏からのツイッター・ブログによる情報を参照とさせて頂いております。
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
・・
チベット問題を平和的に解決し、平等と相互協力を基盤にチベット人と中国人が共存・安住できる社会の実現を目指して、ダライ・ラマ14世法王猊下が提唱しておられる「中道のアプローチ・チベット問題解決に向けての骨子」は下記、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所サイトのページをご参照下さい。 http://www.tibethouse.jp/cta/middleway.html
≪ 1960年 亡命直後のダライ・ラマ法王による祷りの詩 ≫ (翻訳:石濱裕美子先生) http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/index.html
海のように果てしない徳をそなえて すべての非力な生き物を、たった一人の我が子のように愛される 過去・現在・未来に出現される方(仏)よ、その子(菩薩)よ。その弟子たちよ。 どうかこの私の真実の叫びを聞いてください。
この世の苦しみを取り除く、完璧な仏の教えは 全世界の幸福をになっている。 この教えを奉じている学者や行者たちの 十種類の法行(正しい仏教の修行)が栄えて行きますように。
恐ろしい乱暴な悪行の徒に迫害されて 絶え間なく苦しんでいる非力な生き物たち かれらの堪え難い、病と戦争と飢えの恐怖が 鎮まって、平和の海の中で安らげますように。
とりわけ、敬虔な雪国(チベット)の人々が、 仏教を信じない異教徒の群によって無慈悲に 荒々しく滅ぼされて、流した血と涙の河が すぐにとまるように、慈悲の力を生じてください。
煩悩という魔物に惑わされた残虐な行為により 自分も他人も滅ぼすものは哀れむべきものたち。 この乱暴な人々の群がなすべきこと・なさざるべきことを判別できる目を 得て、愛をもってわたしたちの友となるように。
長く心に暖めてきた願いがかない、 チベットの完全独立が自ずとかない、 仏教にもとづく政治が栄えるような そのような良き時代をすぐに与えてください。
仏の教えとその教えを守っている政府や民のために 自分の可愛い身体や財産をなげうって 千の困難を味わっている人々を ポタラにいる方よ(観音様よ)、お守り下さい。
まとめると、頼るべき方観音様は、 仏と菩薩の眼前で「このチベットの地を護ろう」と広大な祈願をたてられた。 その祈願の結果がすぐに現実のものとなりますように。
この世界と空性(一切ものに実体がない)の本質である深遠なる縁起と 最高の三つの宝(仏とその教えとその教えを奉じる僧侶)の力と真実の言葉の力と 良い行為には良い結果が、悪い行為に悪い結果が必ずでるという真実の力によって、 我々のこの真実の祈りが障りなく現実のものとなりますように。
以上ここまで。
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| | | | | | | | 2012/02/13 12:23:57 プライベート♪ | | | 「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.2〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 | |
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【チベット問題】
「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.2(2012年2月12日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
前号・No.1(http://t.co/Y0nu4h2A)
今回は、仏教における「自殺」について考えて参りたいと思いますが、このように書いている今もチベット本土での焼身抗議は続いてしまっています...
最新のチベット情報・速報につきましては、中原一博氏( @tonbani )のツイッター・ブログがございます。
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
長田幸康氏(www.tibet.to)による焼身抗議の経過時系列まとめ 【メモ】チベット人による焼身抗議(2009年2月〜) http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/2012/02/20092-40c0.html
仏教における「自殺」ということについてですが、不殺生戒を定めている仏教においては、他殺はもちろん、自殺も禁忌であると考えるのが一般的でしょう。もちろん、不殺生戒の原則はできるだけ守られなければならないのは当たり前のことであります。
しかし、仏教においては、殺生・自殺が認められる場合があることは、あまり知られてはいませんが、あくまで限定的・極限的に認められることがあります。
まず浅学菲才の未熟者なる私見の解釈としてご寛容頂ければと存じますが、殺生・自殺として認められないのは、煩悩、特には三毒である貪・瞋・痴に侵されていることでの殺生・自殺であり、限定的・極限的に認められる殺生・自殺とは、煩悩を完全に離れたる深遠なる慈悲・利他行としての殺生・自殺と考えております。
但し、あくまでもお釈迦様は、八万四千(数多くの例えとしての数字)とも言われている法門において、対機説法として教えを聞く者の機根(教えを理解できる能力)に応じて譬喩的に説かれた中におけることでの教説もあり、十分にその機根を備えていない者にとっては誤解を生じさせてしまうことになりかねないため、誰にでもその仏説が当てはまるわけではないことには相当に注意すべきであります。特に勝手な慈悲・利他行の解釈を使って、それを殺人肯定の論理にすり替えてしまうことは過去にも多くの例があります。(最近ではオウム真理教による事件が最も有名)
(お釈迦様も自殺に関しては、限定的に許容されておられる場合があったとされる例が初期経典の中にも見つけることができます。ヴァッカリの自殺・ゴーディカの自殺・シャーリプトラの自殺・チュンダの自殺・お釈迦様自身の延命拒絶など。また、殺人に関しても法華経・譬喩品や涅槃経・聖行品においてあくまでも譬喩的にそれが肯定的に説かれていると解釈される場合があります。更に補足としては、大量殺人者でありながら仏教帰依により聖者となられた例として、アングリマーラ尊、鬼子母神・ハーリティー、大元帥明王・アータヴァカなどの説話があります。)
自殺や殺人に関してのお釈迦様の教説の譬喩を理解するためには、やはり最低でも、確かなる出離心(迷いの世界から逃れたいと強く思う心)・菩提心(悟りを目指したい・一切衆生を救いたいと強く思う心)を起こし、煩悩・無明を対治するためにおける慈悲の働き(方便)と智慧(深遠なる空と縁起の理法の了解)の二資糧をある程度積んでいる前提があってこそであり、このことを理解せずに、安易に自殺・殺人の肯定を声高に主張することは相当な弊害をもたらしかねない危険性を孕んでいるため、非常に気を付けなければならないと考えています。
私自身も先の解釈においては、真なる深遠なる慈悲・利他行とは何であるのかについて、まだまだ理解浅薄であるため、本当に、これが認められる殺生・自殺、これは認められない殺生・自殺と決めることのできるような立場ではありませんことを、あしからずご了承頂けましたらと存じます。
さて、仏教における自殺には、捨身行としていくつかの行があります。それは、代表的には穢土(煩悩・無明の中での汚れた世界)としてあるこの世を速やかに離れて、仏の世界へと赴かんとするための「異相(いそう)往生」として、阿弥陀如来・極楽往生、弥勒菩薩・兜率天往生、観音菩薩・補陀落往生、薬師如来・浄瑠璃往生などの仏国土へと向かうために、断食・入水・縊死(首吊り)・埋身、そして「焼身」などにより、自殺するということが挙げられます。
特に「焼身」を選択して行う者が多く例としてあるのは、法華経の薬王菩薩本事品における内容が大きな影響を与えていることが考えられます。簡単には、薬王菩薩がその前世において、一切衆生喜見菩薩であった時に、師である日月浄明徳如来の法華経の説法に歓喜して、自らの身を焼いて日月浄明徳如来を供養したという内容であります。また、「焼身」での異相往生では、自らの往生だけではなく、それを見る者たちにも仏国土を目のあたりに体験させて、往生を期待させるためへの供養という意もあり、多くの見る者たちがあるため、後世に伝えられていることが多いのも確かでありますでしょう。
捨身行として更には、弥勒菩薩が如来となり兜率天からこの世に現れられるまでの衆生救済を目的として即身仏となるために入定する行も有名であります。また、チベット仏教において、かなり高い悟りの境地にある僧侶は、瞑想によって自らで自在に心臓を止め、呼吸を止めて死の状態を迎えて自殺することができる例もあるようです。
さて、ではこの度のチベットにおける焼身抗議、焼身による自殺は、仏教における自殺として果たしてどのように考えることができるのか、この自殺が仏教として認められるものであるのか、認められないものであるのかという、是か非かと結論づけることはこの浅学菲才の未熟者にはできませんが、これまでの仏教思想の学びからできるだけ真摯に考えて参りたいと存じます。
・・次号・No.3へと続く・・
次号では、下記参照に挙げさせて頂いております森雅秀先生の論文「仏教における殺しと救い」の内容と、ダライ・ラマ法王猊下の自殺に関してのお考えについても考慮できればと思っています。
参照 「仏教は自殺を本当に禁じているのか?」 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/3138/suicide_buddhism.html
「異相往生 −難行・苦行の浄土行」荒木睦彦氏 http://www.araki-labo.jp/jshigo06.htm
「癒しと救い―アジアの宗教的伝統に学ぶ」(2001年)・立川武蔵先生編集・玉川大学出版部 第8章・仏教における殺しと救い-森雅秀先生 http://mmori.w3.kanazawa-u.ac.jp/works/article_pdf/3_48murdere&salvation.pdf
参照 ウィキペディア関連用語内 ・薬王菩薩 ・入定
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「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」No.1(2012年2月10日) 〜チベット問題・焼身抗議を考える〜 川口英俊
2008年3月10日にチベット・ラサで発生した大規模抗議行動からもうすぐ4年になろうとしている。これまでも半世紀にわたる中国政府による耐えかねる弾圧・圧政により、命を奪われ、また、自ら命を絶ったチベット人が数多くいる中で、自らに火を放ち、焼身してまで抗議の声を叫ぶに至った最初の犠牲者とされるのが、2009年2月27日、チベット・アムド地方アバ・キルティ僧院の僧侶・故タペー氏の焼身抗議である。
以来、現在(2012年2月8日)までに、チベット本土で焼身抗議を行った者は、既に20名を超え、そのうち少なくとも14名が亡くなり、数名が行方不明のままである。また、これまでの抗議への弾圧により、凶弾に倒れた者、不当逮捕・投獄された者、行方不明となっている者は数え切れないほどになってしまっています。
チベット問題の起因は、第二次世界大戦後、中華人民共和国の建国に伴って、中国がチベット支配・統治を進めるために様々な弾圧を進めてきたことにあります。特に、1949年からの軍事侵攻や飢餓などにより命を落としたチベット人犠牲者の数は100万人を超えているとされ、大量虐殺と共に、著しい人権侵害、民族・文化・宗教破壊、思想強要が行われているとして、現在においても国際的に解決・改善が必要な問題として扱われるように提起がなされています。
特に凄惨さを極める圧政・弾圧の嵐の中で、1959年3月のラサ民衆蜂起においてダライ・ラマ14世法王猊下がインドへと亡命し、亡命政府を樹立するに至ったことは象徴的な出来事となり、チベット人たちの心の支えである拠り所、チベット仏教界の指導的立場である法王猊下を失った打撃は計り知れないものとなりました。その後も共産党による民主改革や文化大革命、改革開放政策の下で、チベット人たちへの蹂躙は絶え間なく続き、主に挙げるだけでも、チベットへの漢族大量移民による民族浄化問題、チベット人大量失業・貧困化問題、チベット語・文化・芸術・教育の破壊問題、信教・言論の自由への侵害問題、環境問題・核開発問題などと、多くの圧政・弾圧による弊害がいまだに生じてしまっている状況となっています。
このような中で、ダライ・ラマ14世法王猊下は、亡命以来、チベット問題改善を国際社会に広く訴えられてこられたものの、いまだ十分な成果を得られることはできずのままであり、また、本土でもチベット人たちによる激しい抗議行動が繰り返されてきましたが、ことごとく封殺されてしまい、一向に改善されることなく今日に至っています。
近年の本土でのチベット人による抵抗運動においては、法王猊下の意向を汲んで、非暴力的な抗議行動が行われていますが、それでも激しい弾圧は依然として続き、ついには自らに火を付けて訴えるという手段を行うまでになってしまうほど状況は追いつめられており、2009年2月の僧侶・故タペー氏による焼身抗議以来、特に2011年3月からのここ一年にわたっては焼身抗議が続発している異常な事態となってしまっています。
・・次号・No.2へと続く・・
参照 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所サイト内 http://www.tibethouse.jp/home.html 「チベットを知るために」 http://www.tibethouse.jp/about/index.html
参照 ウィキペディア関連用語内 ・チベット問題 ・チベット動乱 ・1959年のチベット蜂起 ・2008年のチベット騒乱
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現在進行形のチベット情勢に関しての情報については、主に中原一博氏からのツイッター・ブログによる情報を参照とさせて頂いております。
チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信 http://blog.livedoor.jp/rftibet/
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チベット問題を平和的に解決し、平等と相互協力を基盤にチベット人と中国人が共存・安住できる社会の実現を目指して、ダライ・ラマ14世法王猊下が提唱しておられる「中道のアプローチ・チベット問題解決に向けての骨子」は下記、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所サイトのページをご参照下さい。 http://www.tibethouse.jp/cta/middleway.html
≪ 1960年 亡命直後のダライ・ラマ法王による祷りの詩 ≫ (翻訳:石濱裕美子先生) http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/index.html
海のように果てしない徳をそなえて すべての非力な生き物を、たった一人の我が子のように愛される 過去・現在・未来に出現される方(仏)よ、その子(菩薩)よ。その弟子たちよ。 どうかこの私の真実の叫びを聞いてください。
この世の苦しみを取り除く、完璧な仏の教えは 全世界の幸福をになっている。 この教えを奉じている学者や行者たちの 十種類の法行(正しい仏教の修行)が栄えて行きますように。
恐ろしい乱暴な悪行の徒に迫害されて 絶え間なく苦しんでいる非力な生き物たち かれらの堪え難い、病と戦争と飢えの恐怖が 鎮まって、平和の海の中で安らげますように。
とりわけ、敬虔な雪国(チベット)の人々が、 仏教を信じない異教徒の群によって無慈悲に 荒々しく滅ぼされて、流した血と涙の河が すぐにとまるように、慈悲の力を生じてください。
煩悩という魔物に惑わされた残虐な行為により 自分も他人も滅ぼすものは哀れむべきものたち。 この乱暴な人々の群がなすべきこと・なさざるべきことを判別できる目を 得て、愛をもってわたしたちの友となるように。
長く心に暖めてきた願いがかない、 チベットの完全独立が自ずとかない、 仏教にもとづく政治が栄えるような そのような良き時代をすぐに与えてください。
仏の教えとその教えを守っている政府や民のために 自分の可愛い身体や財産をなげうって 千の困難を味わっている人々を ポタラにいる方よ(観音様よ)、お守り下さい。
まとめると、頼るべき方観音様は、 仏と菩薩の眼前で「このチベットの地を護ろう」と広大な祈願をたてられた。 その祈願の結果がすぐに現実のものとなりますように。
この世界と空性(一切ものに実体がない)の本質である深遠なる縁起と 最高の三つの宝(仏とその教えとその教えを奉じる僧侶)の力と真実の言葉の力と 良い行為には良い結果が、悪い行為に悪い結果が必ずでるという真実の力によって、 我々のこの真実の祈りが障りなく現実のものとなりますように。
以上ここまで。
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