| | | | | | | | | 2017/12/09 06:35:14 くらし | | | 断わりの返事のエチケット その2 | |
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見合いの結果、断わりの返事をするのは相手が気に入らないからですが、それをはっきり口に出すのはエチケットに反したやり方です。
「相手の方はとてもご立派で申し分ありませんが、私のほうが未熟者なので、とてもご一緒になってもつとまりそうもありません」
と相手を持ちあげておいて、自分はへりくだる一方なのが、上手な断わり方とされています。
近ごろは、「写真よりもずっとおじいちゃんくさいんでイヤになっちゃいました」とか
「あの人170cmって書いてあったけどウソでしょ。もっと低いんじゃありません?
私、背の高い男の人でなくちゃ結婚する気になれないんです」とか
「あの人はいい人らしいけど、おかあさんがとてもウルサそうで、あれじゃ辛抱できそうもありません」とズバリ遠慮のない回答をしてくる女性。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | | 2017/11/29 17:30:50 くらし | | | 断わりの返事のエチケット その1(前野岳洋) | |
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仲介者へ断わりの返事は、つぎのようなあいさつが適当とされています。
女性側から - 「昨日はひとかたならぬお世話になりまして、ありがとうございました。
じつは先方様には別段どうということはないのですが、どうも私のほうにあの方とやっていけそうな自信がつきませんので、どうぞあしからずご了承くださいますよう・・・」
男性側から - 「たいへんよくおできになったお嬢様と存じますが、いろいろとよく考えてみまして、やはり一生のことでございますので、ひとかたならぬお世話にあずかりながら、まことに勝手でございますが、このたびはご縁がなかったものとおぼしめしていただきとうございます。」
これは双方とも付添人からの返事ですが、仲介者と親しい本人なら「どうもひとつ、しっくりしませんので。」という率直な断わり方も、かえってすっきりしていていいとも思われます。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | | 2017/11/18 14:06:54 くらし | | | 大晦日と年越しソバと新年おめでとう | |
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大晦日の夜は神棚にお灯明をあげます。
昔から年越しには年こもりといって、神社に参籠(さんろう)する風習があり、これが初詣の風習になっていることは最初にものべましたが、神社で元旦を迎えるのは、二年参りといって好まれています。
しかし、自宅でコタツにあたって、年越しソバをたべながら、除夜の鐘の鳴りおわるのを待って、おめでとうを言いあうのも、なごやかな家庭風景です。
年越ソバは大晦日にたべるソバで、みそかソバともいい、ソバが長いのにあやかって延命を願う心ですし、行く年、来る年の境目に鳴りひびく除夜の鐘は、百八つ鳴るといわれ、旧年のもろもろの煩悩(それは百八つあるという)を払って、新しい年を迎えさせるものといわれていますし、おめでとうということばが、農耕と関連が深い芽出度うから発していることは、たびたびのべているところです。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | 前野岳洋 | | | | | | | | 自己紹介 | |
| ビジネスマナーコンサルタントの前野岳洋です。書状は丁重さの程度によって使い分ける電報はかなり形式化したメッセージの伝達方法で、しかも"とりあえず"といった性格が強いため、丁重さに欠けます。そこで、即時性という点では電報に劣りますが、タイミングを逸しないうちに、御祝状、お悔み状などの書状を手配したほうがよい場合があります。 | |
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