| | | | | | | | | 2020/07/04 19:51:44 プライベート♪ | | | ファッション | | | 着物に憧れるも着付けで挫折 | |
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数年前に着物にはまって一式揃えました。 自分が買ったのはアンティークの着物だったので、サイズも自分にあったものではなく、着付けがとても大変です。 最近ではなかなか着物を着る機会もなく、タンスの肥やしになってしまっていて、残念に思っています。 サザエさんのようにおフネさんみたいな母親が一緒に住んでいれば、着物を着るときに着付けしてもらえるからいいですけど、なかなか着付けのできる母親というのは少ないのではないでしょうか? 着物は日本の民族服なのに、何故、学校教育で和装着付けの授業がなかったのか不思議ですね。 確かに着物ってまず、着るのが大変だし、動き難いし、何より高価、特別な時に着るというイメージです。 NHK朝ドラを見ていると戦前は和装の人がまだまだ多かったようです。女性は着物で家事をこなしていたのですから尊敬しますね。 着物の着付けが楽になったらもっと普段から着ようって思うと思うのです。 一時期どうにか着付けが楽にならないかと試行錯誤したことがあるんですが、年々、歳を取るとあちこち痛くなるし、帯を締める時に後ろに手が回らなくなってきます。 なかなかうまくいかないと汗ばかり出て、化粧も、髪型もぐちゃぐちゃになってしまうのです。 いつだったか、本屋さんで着物関連のところを物色していたら、帯を切らずに作り帯にすることができるという本を発見!それは朗報ですよね。 また、Youtubeなどで、帯の締め方の動画があり、太鼓を前で結ぶ方法もあるようです。 みな、どうしたら着物が楽に着られるかということを考えるんだなあと思いました。
さて、自分は着物の中で紬が大好きです。最初に購入したのが琉球紬だったこともあり、すっかり紬のとりこになりました。 もちろん、結城紬や大島紬などあこがれる紬はあるのですが、高価で手がでません。 紬を織る人が近年減っているため高価になっていると聞きますが、自分がもう少し若ければ、織る人になりたいとさえ思います。
また、近年、江戸小紋が注目されていて、江戸小紋でストールなどを作って、海外に売り出したりしているようです。 江戸小紋というのもなかなかおしゃれでいいなあと思うのですが、江戸小紋は生地がツルツルしていて、初心者の自分には着付けが難しいです。 紬はゴワゴワしているので意外に着やすかったりするので、最初に紬を購入した理由でもあります。
相撲の観戦でも「和装デー」という日があり、和装で来るといろいろな特典が受けられます。 こんな、イベントがもっと出来れば、着物を着てみようと思う人が増えるのではないでしょうか。 その前に、画期的に着付けが楽になる方法を誰かに発明してほしいものです。
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| | | | | | | | 2016/07/17 19:59:16 プライベート♪ | | | ファッション | | | やっぱり着物はもっていると助かります。お母さん、ありがとう。 | |
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街で着物の方を見かけるとついつい目で追ってしまいます。年配の方だと憧れの眼差しで見てしまいます。また若い方だと流行のファッションできめている人より個性的で目立っていると思います。年齢を問わず着物を着ていると粋な感じがしますよね。男性でも女性でも着物姿は大好きです。 着物に興味が出たのは一般的な結婚適齢期の頃です。 二十歳になれば振袖を着るのは当たり前と信じている親は私の振袖探しをしていました。当時はバルブ前後です。流行は古典と呼ばれる振袖からビビットな色合いの物に変わってきていました。特に裾に黒っぽい色目が入った物が流行していました。古い考えの母は裾の黒い着物が嫌だったようで古典的な物を探すのに苦労しているようでした。肝心の私は着物に全く興味がありませんでした。「(親が)学費でヒーヒー言っているのになんで百万円以上する着物にお金をかけようとするのか?」と思っていました。欲しいと思っていない物に金銭的な苦労をかけたくありませんでした。よく振袖を巡り母を口論しました。
結局、振袖は購入しませんでした。娘をもつ親として振袖は責任と感じていたようでしたが喧嘩をしてまで手に入れるほど気に入った柄(色目)の振袖がなかったことも原因の一つだったようです。ただ親との話し合いで、二十歳の記念に結婚後も着れる着物を一着用意してもらう事になりました。訪問着か附下かで迷いましたが、着やすい物ということで附下にしました。かわいらしいピンク色の着物と季節の花がたくさん入った(季節に影響しない)袋帯を買ってもらいました。
その附下より先に着た着物は母の小紋でした。大学の卒業式でした。母が持っていた紅型小紋がとても好きだったのでお願いをして仕立て直しをしてもらい袴で出席しました。私は背が高いので、周りから「着物が映える」など言われ、一気に有頂天になり着物が好きになりました。
就職後、会社の先輩の結婚式に出席するようになると着物で参列される方を見る機会が増え、着物の素晴らしさを感じるようになりました。着物を着ることで先方に対して礼儀を示すことになりますし、控えめなのに目立っておしゃれに見えるところに強く惹かれました。着物に興味を示した私に母は洗えるタイプの小紋を買い、色無地と鮫小紋を買ってくれました。そして私はとうとう自分の貯金を使って訪問着と袋帯を京都嵐山の工房で購入しました。まさか自分が着物にお金を使うとは思っていませんでした。
自分で買った着物は私が今まで購入した物で一番高価な買い物です。そして一番の宝物です。 兄の結婚式と自分の結納の日に着ました。
子どもが生まれた後はお宮参り、入学式、卒業式、全て記念行事は着物です。最初に買ってもらった附下は明るいピンクなのでお祝い行事では出番が多いです。卒業式など落ち着いた行事では色無地と使い分けています。
大事な行事は全て着物にしてきたので、式典用のスーツがありませんでした。今年受験を控えた卒業式には喜んで着物を着ていくほどテンションは高くなったので、着物は諦めようと思った時はじめて服が無い事に気づきました。慌ててブラックのパンツスーツを用意しましたが、ブラックスーツですら流行があるのを知りやっぱり着物は流行に左右されにくい物だと実感しました。
まだ毎日に追われる生活ですが、もう少し時間に余裕がもてたなら「冬は着物」くらいの感じで着れたらいいなと思います。普段から着物に慣れた生活がきたら、紬が欲しいと思っています。
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